セミナーで最新情報提供 山形広告協総会、顕彰活動を継続

2023/7/12 09:06
第14回山形広告賞贈呈式で最優秀賞の盾を受け取る六歌仙の松岡茂和社長=山形市・山形グランドホテル

 山形広告協会(会長=寒河江浩二山形新聞会長・主筆)の総会が11日、山形市の山形グランドホテルで開かれ、広告セミナーや山形広告賞の開催など2023年度事業計画を決めた。

 寒河江会長は「県内経済の回復基調を力強いものにするには、広告の力で県民の心を動かし、積極的な消費行動につなげることが求められる。広告に携わる者は広告活動を通して地域経済を浮上させるとの気概を持ち、日々の業務に当たってほしい」とあいさつした。23年度の広告セミナーも広告、マーケティングの第一線で活躍する講師を招き、広告の最新情報を会員企業などに提供する。優れた広告を顕彰する山形広告賞を継続し、引き続き会員増強活動も展開する。

 会員企業の役員改選に伴う役員変更があり、副会長に佐藤秀之山形新聞社長と佐藤文彦エフエム山形社長を、理事に高橋啓司山形放送取締役営業局長をそれぞれ選んだ。

 続いて第14回山形広告賞贈呈式が行われた。新聞広告「蔵の隠し酒シリーズ」で最優秀賞に輝いた六歌仙(東根市)の松岡茂和社長、新聞広告「春夏秋冬シリーズ広告」で優秀賞に選ばれた山形県民共済生活協同組合(山形市)の佐藤淳理事長に、寒河江会長が記念の盾を手渡した。

 松岡社長は「広告で日本酒の四季を表現し、酒が日常生活を楽しくするという思いも込めた。今後も県産酒発展のため知恵を絞りたい」と謝辞を述べた。佐藤理事長は「15段を使った新聞広告の迫力にほれた。新聞広告には大きな可能性があり、山形の良さをさらに多くの人に発信したい」と語った。

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