はじめまして。奈良市ではちみつ屋を営んでいる「株式会社やまと蜂蜜 Meetsプロジェクトチーム」です。

やまと蜂蜜は1945年に創業したはちみつ屋で、現在も奈良市内にて自社養蜂を行いながら、国内外からのはちみつ仕入れ・販売を行っております。

私達Meetsプロジェクトチームは、「みつばちのように全国を飛び回り、生産者と出会い、その想いを新たな形にしてお届けする」ことをテーマに活動をしております。

今回開発した、はちみつ和紅茶「みつ逢わせ」のリリースを通じて、日本の和紅茶・国産百花蜂蜜の魅力を沢山の方々へお届けしたいと考えています。

ここ数年でブームとなったはちみつ紅茶

ほんのり甘く、良い香りがするはちみつ紅茶がたくさんお店に並ぶようになりました。このページへお越し頂いた方も、一度はお飲みになられたことがあるのではないでしょうか?

私自身も紅茶が大好きで、ブーム当初はさまざまなはちみつ紅茶を試してみました。

そのなかで気になった、私達の知るはちみつではない風味
後味に残る強い甘さと香り…。なぜ…?
詳しく調べてみると、どれもはちみつ風の香料や、アスパルテームなどの甘味料が含まれていることがわかりました。

確かにこれらも一般的にお菓子に使われており、美味しく、満足感の得られるものです。
しかし蜂蜜屋である私達だからこそ作れるはちみつ紅茶があるのではないか。
自然とそう考えるようになりました。


純粋蜂蜜と紅茶だけで作った、おいしい紅茶を飲んでみたい

・・・ないなら作っちゃおう・・・!
せっかくつくるなら、自社養蜂で採蜜した、自慢の奈良県産はちみつを使いたい!

そこから私達が考える、「はちみつ紅茶」の開発が始まりました。

はちみつと相性の良い紅茶を探す為、様々な生産者の方とお話を行い、セイロン・アッサム・ダージリンなどさまざまな紅茶と掛け合わし検討を行いました。

しかし、国産百花はちみつの良さでもある独特な風味・香りが紅茶とぶつかり合い、どことなく違和感がでてしまう…。
ただ甘みをつけるためではない、「はちみつ本来の風味を生かした紅茶」は、私達が想像する以上に難しいものでした。

その活動を続けていく中で出会ったのが、同じ奈良の地で''自然茶師''として活動しておられる、健一自然農園の伊川健一さんでした。

みなさんは「和紅茶」をご存知でしょうか?

和紅茶は、日本国内で栽培した茶葉を用いて生産される紅茶のことを言います。
ここ数年で流行になったこともあり、最近作られた造語のように感じるかもしれないですが、実は和紅茶には約150年も前から歴史があり、全国でも300箇所以上の地域で生産されています。

伊川さんは奈良盆地の東側にある山の上・大和高原で、自然茶師として様々なお茶を''自然栽培''で生産されています。
「自然栽培」とは農薬・肥料を一切用いず、自然の仕組みに沿って健やかな恵みを享受しながら、美しい土壌と環境を繋ぐ調和の栽培法。

今回、私達の考えるはちみつ紅茶への想いに賛同いただき、企画にご協力いただくことができました。

和紅茶の特徴は良い意味で「紅茶っぽさ」がないこと

健一自然農園で作られる和紅茶は、緑茶で使用される茶葉を使用しています。

そのためセイロンやダージリンのような紅茶の濃さがなく、渋みの少ないストレートな味が楽しめます。
この特徴こそが、国産はちみつとの相性が抜群に良いところでした。

和紅茶のブレンドの考え方には素材によってさまざまな考えがあると伊川さんはおっしゃられます。
「味を増幅させる為のブレンド」や「調和・クリアリングを目的としたブレンド」など。

例えば林檎味のマカロンを食べる際にあわせる和紅茶には、その味をさらに引き立て、増幅させるために林檎をブレンド。
餃子を食べる際にあわせる和紅茶は、口の中の油分を洗い出し、調和させるようなテイスティングに。

国産蜂蜜には独特なフレッシュさがあり、余韻が強く、とにかくコクが強く感じられます
これらの要素から生まれる蜂蜜の旋律さ・風味を生かすテイストで、約30種類もある和紅茶を組み合わせ、5種類のブレンドをご提案頂きました。

和紅茶の奥深さと可能性に感動!

伊川さんのブレンド和紅茶を試飲した際に感じたことは、風味・香りともにどれも美味しいものばかり!

5種類には甘い香りがするもの、余韻・後味が長いもの、バランスが良いもの、フルーティーな味わいのものなど様々。
蜂蜜を入れた時・入れなかった時で味の質が全く異なることは一番の驚きでした。

最終的な決め手は「バランスの良さ」

蜂蜜と紅茶がしっかりと調和されており、味・風味がうまくまとまっていること。
当初、企画を立ち上げた際にイメージしていた「本当に美味しいはちみつ紅茶」がまさにその味でした。

はちみつ和紅茶「みつ逢わせ」は、同じ土地・環境だからこそ生まれる、決して他にはない特別な味です。

テロワールという言葉をご存知でしょうか。
フランス語で「土地の個性」を意味する言葉です。
生産場所を取り巻く自然環境要因は、生産物の味や特性に影響を与えるとされており、よくワインの世界で使われる言葉です。

今回の和紅茶は5月~6月に採れた初摘み和紅茶を使用しています。
養蜂の季節も5月~6月でちょうど、みつばちが元気に飛び回る季節に採れた和紅茶になります。

自然に囲まれた奈良の地の味を、和紅茶・そして蜂蜜を通してお楽しみいただければ幸いです。

はちみつ和紅茶「みつ逢わせ」&奈良県産はちみつセットをご用意いたしました。
また伊川さんのセレクトで、健一自然農園のお茶の中から、蜂蜜に合う和紅茶「長野県 林檎(りんご)和紅茶」「北海道 薫衣草(ラベンダー)和紅茶」をご用意しております。

6月11日(火):プロジェクト〆切

6月17日(月):順次、リターンの発送を開始いたします。

※多くのご支援を賜った場合、リターンの配送時期が前後することもございます。予めご了承くださいますようよろしくお願いいたします。

今回皆さまから頂いたご支援は、リターンの費用と、製品の製造費用、
ご協力いただきました健一自然農園さまが取り組まれている里山・環境保全活動に使用させていただきます。



「素敵な生産者さんに出会いたい!その価値をお客様に伝えたい!」

という一心でプロジェクトチームを立ち上げ、事業に取り組んできましたが、こんなに素晴らしい出会いがあるとは想像もしていませんでした。

まだまだこの世には自分たちの知らない価値あるものがたくさん溢れています。その可能性を広げる「出会い=Meets」を作っていけるよう、これからも私たちはプロジェクトに取り組んで参ります。

はちみつ和紅茶「みつ逢わせ」の奇跡のような味わいを是非楽しんでいただき、今後の私たちの活動も応援いただけると幸いです。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/05/28 10:00

    プロジェクト終了まで残り2週間となってまいりました。商品の準備も着々と進んでおり、パッケージも仕上がってきております。今回のパッケージイラストは、お茶の生産者である健一自然農園の伊川さんに特別に描き下ろしていただいたものです。テーマは「春~初夏の大和高原の茶畑風景」。お茶の農繁期と蜂蜜の採蜜時...

  • 2024/05/17 17:27

    CAMPFIREでの初めてのクラウドファンディング、皆様からの温かいご支援心より感謝申し上げます。本日は和紅茶の生産者である健一自然農園さまのおすすめ和紅茶、「林檎(りんご)和紅茶」「薫衣草(ラベンダー)和紅茶」をご紹介いたします。こちらの商品はリターン品プランの1つとしても、ご用意させていた...

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