観客育む、歌舞伎絵本 中村壱太郎さんつづる 専用アプリで読み聞かせも

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
中村壱太郎さんが文を書いた歌舞伎絵本=京都市上京区で2024年3月14日、川平愛撮影
中村壱太郎さんが文を書いた歌舞伎絵本=京都市上京区で2024年3月14日、川平愛撮影

 「歌舞伎の楽しさを知って、親子で劇場に来てもらいたい」――。歌舞伎俳優の中村壱太郎(かずたろう)さんが中心となってつくった歌舞伎絵本「恋するお三輪(みわ)」が、2024年1月に発売された。「見て 聞いて まねして 楽しむ」がキャッチコピーのシリーズ3冊目。壱太郎さんに「なぜ、歌舞伎と絵本を組み合わせるのか」聞いてみた。

 壱太郎さんは四代目中村鴈治郎さんの長男で現在33歳。祖父は上方歌舞伎の名優、四代目坂田藤十郎さんだ。若い層が厚いとされる今の歌舞伎界だが、壱太郎さんはその最前線に立つ一人だ。

この記事は有料記事です。

残り1414文字(全文1663文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月