長野朝日放送

ゴールデンウィークはあす3日から4連休です。新鮮な野菜や山菜を求め、県内外から観光客が訪れる人気の道の駅で、多くの人が気にかけていたのは「信州のガソリン価格」です。 ■記者 「飯山市の道の駅は多くの観光客でにぎわっています。アスパラや山菜などの棚はほぼ空っぽの状態です」 アスパラ・山菜・ネマガリダケ！「花の駅千曲川」の直売所には地元でとれた新鮮な野菜や山菜が並んでいます。目の前に広がる菜の花も見頃です。 ■東京から 「地元にしか売っていない野菜があってすごくきれいで楽しいです」 ■新潟から 「お米がおいしくて。品ぞろえがいっぱいあって良かった」 この道の駅は去年11月、アウトドアショップやビジターセンターを新設しました。今年のゴールデンウィークは去年を上回る6万8000人から7万人の来場を見込んでいます。 ■記者 「ゴールデンウィークを長野県で満喫する皆さんですが、ちょっと気がかりなのがガソリン価格のようです」 ■埼玉から 「長野県めちゃくちゃ高いですね。（埼玉と）20円違います。これね、入れられないですよ」 ■中野市から 「義理の父と母と菜の花を見ようと思って来ました。安くなってくれればありがたい」 石油情報センターによりますと、先月30日時点のレギュラーガソリンの価格は1リットル当たり184．6円でした。8週連続で全国最高値です。 隣接する県を見てみると…最も安い愛知県よりも14．7円も高くなっています。 ガソリン価格のあまりの高さにこんな人も…。 ■東京から 「今入れてきたばかりなんですけど、高かったですね。野沢温泉で入れようと思ったら値段が高いかなと思ってここ（道の駅近く）で寄ってそれでも高いんですけど…何回か見過ごして高いからやめようと思って」 今後の見通しについて石油情報センターは「しばらく小幅な値動きで推移していく」と予想しています。観光シーズンに思わず給油をためらってしまう高値は今後もしばらく続きそうです。