ロールモデルコーチ内田篤人氏、若手視察でキャンプはしご…自ら運転し片道50キロかけ横浜FC&横浜FMへ

スポーツ報知
21日午後、横浜FMの練習を視察した内田篤人氏と会話する山根陸(右)

 日本サッカー協会で「ロールモデルコーチ」を務める元日本代表DF内田篤人氏(34)が20日、宮崎県内で行われているJ1横浜FMと横浜FCのキャンプを訪れた。

 今年3月のU―20アジア杯と、同大会で出場権を得れば出られるU―20W杯インドネシア大会に向けた視察。午前中は日南市内で練習する横浜FCでは身長193センチのDFヴァン・イヤーデン・ショーン(18)とMF高塩隼生(18)をチェックした。

 ショーンは「『見てるよ』って言われて。冨樫さん(冨樫剛一U―20日本代表監督)に『がんばっていた』と伝えてもらえるらしいです」と笑顔。高塩は「今、右サイドバックをやっています、と言ったら『簡単だよ』と言われました」とうれしそうに答えていた。

 内田氏は「自分で(協会にキャンプへ)行きたいって言いました」と、自らハンドルを握り、キャンプ地を行脚している。この日の午後には、日南から約50キロ離れた宮崎シーガイアを訪問。トレーニングをする横浜FMのMF山根陸(19)の動きに目をこらした。

 山根は本職はボランチだが、21日の練習試合ではチーム事情によりサイドバックでプレーする可能性もある。「自分の良さ、攻撃だったらボールを動かすところ、前を向いてプレーするところを出したい。サイドバックだったら、あまりオーバラーラップするタイプじゃないんですけれど、自分のサイドバック像を出していきたい」と誓っていた。

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