AIの「壊滅的リスク」評価・予測し排除へ 特別対策チームを設立[2023/10/27 14:23]

 ChatGPTを運営するオープンAIは生成AIを巡り、サイバーセキュリティーや核物質に関わる壊滅的なリスクに備える特別対策チームを立ち上げました。

 オープンAIのサム・アルトマンCEO(最高経営責任者)は26日、AIのリスクを評価・予測し、排除するための新たな対策チームを設立したとX(旧ツイッター)に投稿しました。

 会社のブログによりますと、生成AIを取り巻く化学、生物、放射性、核物質の脅威といった、いわゆる「CBRN」やサイバーセキュリティー、さらに「人間をだまして説得する能力」などに対応するとしています。

 アルトマンCEOはAI(人工知能)が人間の知能を超える危険性や悪用される恐れがあることなどから、法規制に賛同する姿勢を示しています。

 今回のチーム設立は11月にイギリスで開かれる国際会議「AI安全サミット」にも貢献するものとして、AIの安全性への配慮を強調しているとみられます。

画像:アルトマンCEOのXから

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