• X
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

イスラエル、早期選挙求め各地で集会 ネタニヤフ首相の退陣要求―戦闘100日、ガザ死者2万3000人

配信
13日、イスラエルの商都テルアビブの高速道路を封鎖するデモ隊(AFP時事)

13日、イスラエルの商都テルアビブの高速道路を封鎖するデモ隊(AFP時事)

 【カイロ時事】イスラエルの商都テルアビブや北部ハイファなど各地で13日、ネタニヤフ政権に抗議する大規模なデモが行われた。イスラエルのメディアが報じた。参加者はイスラム組織ハマスの攻撃を許したネタニヤフ首相の失態や、パレスチナ自治区ガザで拘束下にある人質の解放が停滞していることを批判。「今すぐ選挙を」と訴え、ネタニヤフ氏に退陣を求めた。

自治政府議長ら、攻撃停止訴え イスラエル首相、ハマス打倒で「良い未来」

 テルアビブでは、デモ隊の一部が高速道路を封鎖した。これとは別に人質の家族らの団体による集会も開かれ、12万人が参加したという。

 ネタニヤフ氏は13日、記者会見を開き、ハマスとの戦闘に関し「われわれは妥協しない。誰もわれわれを止めることはできない」と強調。ハマス壊滅まで戦い続ける決意を改めて示した。

 イスラエル軍とハマスの戦闘は100日目を迎えた14日も続き、パレスチナ通信は、イスラエル軍がガザ地区全域に攻撃を加え、南部ハンユニスとラファでは空爆により計50人以上が死亡したと伝えた。ガザ保健当局は14日までに、衝突開始後のガザの死者が約2万3900人に上ったと発表。10月下旬の地上侵攻以降、命を落としたイスラエル兵は188人となった。

最終更新:

関連記事

こんな記事も

国際用語

国際

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ