BA・5対応ワクチン接種後に男性死亡 東京・青梅

新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「BA・5」に対応するワクチン
新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「BA・5」に対応するワクチン

東京都青梅市は18日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、70代男性がオミクロン株派生型「BA・5」対応ワクチンを接種した直後に体調が急変し、死亡したと発表した。接種は13日。基礎疾患があり、接種と死亡の因果関係は不明としている。

市によると、使用されたのは米ファイザー製2価ワクチン。警察による解剖の結果、アナフィラキシー(重いアレルギー反応)の可能性は低い。

男性は接種後に会場で待機中、体の違和感を訴え、心肺停止状態になった。現場の医師や看護師が心臓マッサージや酸素吸入などの救命措置を取ったが、搬送先の病院で死亡が確認された。接種は5回目だった。

今後、市などが接種との因果関係や現場での対応を検証する。

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