トランス脂肪酸の食品表示義務化を目指しています。自分で選べる食品を日本にも!
トランス脂肪酸の食品表示義務化を目指しています。自分で選べる食品を日本にも!
はじめまして。一般社団法人日本幼児いきいき育成協会、通称ジャルニです。私たちは、いきいきした子どもが育つ社会を実現するためのさまざまな活動を行っています。
このたび、トランス脂肪酸の食品表示義務化に向けて、署名を集めることとなりました。
世界各国では規制や禁止、表示の義務化が続々と進んでいるトランス脂肪酸(天然のトランス脂肪酸を除く)。トランス脂肪酸は老若男女誰にとっても害のあるものとして世界では認知されています。
一方日本はというと、規制や禁止どころか食品表示への義務もありません。どこに、どれだけのトランス脂肪酸が含まれているのか、全く分からない状態が続いているのです。
サクサクと食感のよい食べ物や、日持ちがする加工食品に潜んでいるトランス脂肪酸。美味しくて日持ちがするものは食品業界にとってメリットがあります。でも、もし、トランス脂肪酸の影響の大きい子どもや妊婦さんがトランス脂肪酸を口にしたら…こんなに恐ろしいことはありません。
せめて消費者が選べる状況にしてほしい。それには、【トランス脂肪酸の食品表示義務化】が必要です。
ひとりひとりの力は小さくても、集まれば社会を変えることができる。
【トランス脂肪酸の食品表示義務化】が実現すれば、知らず知らずのうちにトランス脂肪酸を口にすることはもうありません。
自分で安心を選んで食べることができるようになります!
皆様の「今すぐ賛同」をお待ちしております!
もっとトランス脂肪酸について知りたい方はこちらをお読みください↓
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【あなたは知らず知らずのうちに食べている】
コンビニで菓子パンをひとつ買って裏を見てみてください。
栄養表示には熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量などの情報はありますが、「トランス脂肪酸」の含有量の記載はどこにもありません。(※マーガリン、ショートニング、ファットスプレッドなどを含む菓子パンは、トランス脂肪酸の高リスク食品です。)
一方、アメリカでは、食品の栄養表示の中に必ず「Trans Fat ●g」の表示があります。
なぜ、このような表示がされているかというと、<トランス脂肪酸を多く食べると、冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞など)の発症が増加する>ということが科学的に分かっていて、アメリカは国を挙げてその問題に取り組んでいるからです。トランス脂肪酸は他にも、不妊症(男女ともに)、流産、ADHD、うつ、糖尿病、がんなど、さまざまな病気とトランス脂肪酸との関連が報告されています。
トランス脂肪酸は、「マーガリン」や「ショートニング」、それらを原材料に使ったパン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子やカレールウ、即席麵などにも含まれます。外食での揚げ物にも要注意。また、パッケージの原材料表示に「植物油脂」「加工油脂」「ファットスプレッド」などと書かれていたら、トランス脂肪酸が含まれている可能性が高いと考えられます。
【世界各国の対応と日本の状況】
世界各国では規制や禁止、表示の義務化が続々と進んでいます。
また、日本のメーカーの中には、世界の状況を鑑み、自主的にトランス脂肪酸低減に取り組んでいたり、食品表示はしていないけれど、HPに行けばトランス脂肪酸がどれだけ入っているか情報開示をしているところもあります。
では、日本政府はどうでしょうか。
この署名を立ち上げる前に、農林水産省、厚生労働省、消費者庁などに状況を確認したところ、「日本人のトランス脂肪酸摂取量が諸外国と比べて少ない」という理由のもと、一向に動こうとはしていませんでした。
すなわち、残念ながら日本では、規制や禁止、また、食品表示におけるトランス脂肪酸の表示義務すらなく、知らず知らずのうちにトランス脂肪酸を口にしている状況が続いているということなのです。
【せめて消費者が選べる状況にしたい!】
もちろんトランス脂肪酸はゼロがベスト。規制や禁止が理想です。でも、まずは、「せめて消費者が選べる状況にしてほしい」。そう考え、私たちはこの署名を立ち上げることにしました。
トランス脂肪酸の含有量が食品に当たり前に表示されれば、私たちは「食べる・食べない」を選ぶことができます。
知らず知らずのうちにトランス脂肪酸を口にしているこの状況を改善して、少しでも病気で苦しむ人が減るように、どうか皆様、「今すぐ賛同」をお願いいたします。
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トランス脂肪酸の害(JALNIホームページが開きます)