魅力あふれる歌声で人気の男性5人組コーラスグループ、ベイビーブーが、4月6日に東京・上野恩寵公園野外ステージで「2024 ともしび 春の大うたごえ喫茶」に出演するのを前に、リーダーのテナー担当、ユースケ(44)がサンケイスポーツの取材に抱負を語った。
1954年12月に誕生し、今年創業70年目を迎える「歌声喫茶ともしび」(現在は東京・高田馬場で営業)が主催する公演。2002年の第1回からコロナ禍の中止などをはさみ5年ぶり19回目となり、古今東西の多彩な歌を披露する。
「うたごえ喫茶」をホームグラウンドとするベイビーブーがメインで出演。ユースケは「僕たちが通って歌って10年以上。さまざまな出会いや歌を教えてもらったかけがえのない店です」と改めて感謝しつつ、「最初に『春の大うたごえ喫茶』に出たとき、1000人以上の温かく力強い観客の皆さんと一緒に歌えた感動は忘れません」と振り返った。
「それからは日本武道館で1万人の方と大合唱することが、僕らの目標になっています」と決意も新たに。今回は代表曲「花が咲く日は」や「学生時代」「銀河鉄道999」「昴」などの昭和歌謡のほか、童謡「椰子の実」「乾杯の歌」、ロシア民謡「心騒ぐ青春の歌」などバラエティーに富んだ選曲となる。
ユースケは「コロナ禍を乗り越え、来場する皆さんと大いに歌い合う喜びを分かち合えたらと楽しみにしています」と待ち遠しい様子。ベイビーブーはレギュラー出演するBS朝日「人生、歌がある」とBS日テレ「そのとき、歌は流れた」で美声はおなじみだが、当日は桜の花の美しい上野の森に、観客と一体となった大合唱が響き渡りそうだ。