C.E.78の機体/その1

C.E.78の機体/その1


●コンパス

・戦艦

改アークエンジェル級強襲特装揚陸艦 プリンシパリティ

除籍となったアークエンジェルに代わってコンパス地上チームで運用される新型艦。

アークエンジェルの発展改良型で、艦首部分が延長されて三胴構造となり、動物の前脚状のパーツが箱型となって三連装主砲等の火器兵装のプラットフォームとなった事、その左右両側に各種発進用の露出型カタパルトを有する。

本来はドミニオンに先行し2番艦として起工したが、艦体の50%が建造された段階で陣頭指揮を執っていたハルバートン提督が戦死、GAT‐Xシリーズの開発運用が国防産業連合主体となった事で建造は停止しプトレマイオス基地の建造ドッグ内で放置されていた、通称ハルバートンの遺産。

CE74、基地解体作業中に偶然にもジェネシスの直撃を免れ放置されていた所を発見され、モルゲンレーテと大西洋連邦の共同建造及び改修が行われたうえでコンパスに供出された。

主な兵装は火器プラットフォームに格納された三連装ビーム主砲ガウェインMk.2、艦後方の広い射角を誇る大口径レールガングリーンナイトM7等。

艦首下部には特装砲である誘導制御重プラズマ砲『ガルガンティア』を装備。ゲシュマイディッヒパンツァーの技術を応用し、高出力プラズマビームを目標に向け誘導して発射することが可能な本艦の最大火器である。

他にも艦全体をラミネート装甲で覆い、ブリッジ周囲はVPS装甲との積層装甲化することでかつてのアークエンジェル上の堅牢さを獲得している。


・MS

GAT-X008 Gライン

地球連合軍の主に大西洋連邦融和推進派がモルゲンレーテと共同開発した、コンパス向けの試作型モビルスーツ。

その名前はG兵器の系譜の意味を持ち、連合軍の次世代を担う期待が込められている。

開発はエクシードストライクとは別計画で行われており、本機はデュエルガンダムの設計思想及びザフトでの運用実績から、白兵戦能力の高い素体MSを、全身各所に装甲兼兵装を追加装備することで各種戦局に特化させると言うコンセプトが持たされた。

背部バックパックはエールストライカーを発展させた物で、追加装備なしでの飛行が可能であり非PS装甲機ながらバリュートを用いることで大気圏突入も可能。

また、現状においてはコンパス専用機として扱われているが、実戦データの取得後は正規軍への配備も進められる予定

コンパス内では主に連合出身のパイロット及びミナ揮下のソキウスチームが搭乗、他にもカイト・マディガンがコンパスからの依頼の優先受諾を条件に一機贈呈されている。


GAT-X008+FSX01 Gラインイントルード

Gラインの高機動接近戦仕様。

推力偏向スラスターと追加プロペラントタンク、機動整流装甲の組み合わせにより、フォースインパルスに匹敵する運動性と機動性を獲得した。


GAT-X008+FSX02 Gラインエクスプロード

Gラインの重火力砲撃戦仕様。

対ビーム追加装甲とレールガンや高インパルス砲、脚部ホバーユニットの組み合わせにより、戦艦に匹敵する火力を獲得する。


ジェガン

総裁護衛隊の隊員達の乗るコンパス製次世代型量産MS。

ネクストステージ・プロジェクト対応機。

機体の正式名称はJoined Eligible Generating Arms Nord(連結された適格な生成武装集合体)。

ザフト、連合、オーブ、各国の量産機をリバースエンジニアリングし、それらの利点を集合させた、量産機の中でも随一の傑作機。

高機動、重装甲、高汎用性、高い操縦性を全て連立させた理想形。

当然の様に、ストライカー、ウィザード、シルエット全てに対応。

プリセットもビームライフル、ビームサーベル、グレネードランチャー、バズーカ、シールド、バルカン、と実に平均的。

生存性も高く、脱出装置によりパイロットを確実に保護するために、コクピットブロックは特に重装甲としてある。



  • ネクストステージ・プロジェクト

アラスカ宣言でプラント・地球間の垣根が取り払われた事により、中立国のオーブとジャンク屋組合を加えたコンパスに集結した技術師達によって提唱された新プロジェクト。

ザフトのデュエルブリッツやライトニングバスター、アクタイオン・プロジェクトの様に、過去作製されたMSを現代の技術で再構築し、最新鋭機へとブラッシュアップするのを目的としている。

その特徴から、量産性を考慮せず、エース揃いのコンパスのパイロット達を無事生還させるのを強力に後押しできる高性能なワンオフ機を作り出す事に重きを置く。

また、整備規格をコンパス内で統一・一元化し、特別な専用パーツ等を省くのも目的の一つ。

プロジェクトリーダーは、アルバート・ハインラインが勤める。

VVが全力で異議を唱えるも多数決により瞬殺されたが、さしたる問題ではない。

以下、プロジェクト機



フォーチュンガンダム

パイロット:シン・アスカ

デスティニーSpecIIと同様の武装を一通り搭載しながら、最初からゼウスシルエットと一体化した様な機体として開発されている。

大きな相違点は、手持ちのビームライフルと機動防盾、そして左背面にマウントされた長射程ビーム砲、そしてライジングフリーダムやイモータルジャスティス同様のMA飛行形態への変形機構。

外見はデスティニーSpecIIとよく似ているが、全ての武装が数段性能上昇しており、ビームライフルは単純な出力強化、機動防盾表面にはゲシュマイディッヒパンツァー同様のビーム歪曲場の形成機構、ビーム砲はレールガンと撃ち分けが可能になっておりフェムテク装甲への対抗手段が増えているだけでなく、ビームライフルと機動防盾を変形・接続させる事で、ゼウスシルエット同様の対要塞用戦略級砲撃が可能となる。

デスティニーの十八番であるヴォワチュールリュミエール起動時の高速機動時には、全身各所の装甲が展開して赤色の光が発生し、デスティニーSpecIIを超える密度の残像分身の発生及び超高速精密機動が可能となる。

なお、専属パイロットであるシンの感情が高ぶった時に、光が赤から緑がかった水色に変わる事が確認されていた。

製作には、コンパスに加わったコートニー・ヒエロニムスが大きく関わっている。

デスティニー自体は動力、武器出力を上げる形で改修され新型兵装のテストヘッド機および最後の切札として保管されている。

(元ネタは言わずと知れたユニコーンガンダム)


ガーベラ・テトラ(外見的には元ネタの改が近い)

パイロット:ルナマリア・ホーク

ルナマリア・ホークの専用MS。

ネクストステージ・プロジェクトの一体。

その名の通り、ガーベラの花の様な深紅の装甲を全身に装着した、全高23mを越える中型機。

内部装甲にはVPS装甲、外部装甲に小型化に成功したラミネート装甲を装備、両腕・両脚にビームシールド発振器が内蔵と、フェムテク装甲とは異なる形で桁外れの重装甲を実現した。

装甲各所にスラスターが内蔵されており、重装甲に見合わない高い機動性を有する。

高出力の単射ビームを撃つマグナムモードと、ビームの高速連射を行うフルオートモードの機能切り替えができる新型ビームライフルがメインウエポン。

その他には、両腕の装甲内部の大口径実弾マシンキャノンと、サイドアーマーにマウントされた大型ビームサーベル、胸部に二門内蔵されたプラズマビームキャノン砲、と実にシンプル。

実は、コクピットブロックがコアスプレンダーであり、この機体はインパルスガンダムSpec.IVの新型シルエットである。

名前のテトラ(4)とはSpec.IV(4)故のもの。

シルエットパーツは単独飛行後、バラバラに展開し、素体のインパルスを包み込むように合体する。

それだけでなく、この上から従来のインパルスのシルエットを追加で装着することも可能。

なお、既にシルエットを装備している場合、追加装甲で全身を覆う都合上、一度脱着してから着け直す必要がある。

当機の発案者はコートニー・ヒエロニムスであり、「アダマントが有する機体【ジャッジメント】を一騎討で打破し得るインパルスの新型シルエット」をコンセプトとし、そこにVVが「MSの上からMSを着せて性能を2倍にすればいいじゃないか!」とアイディアを出した、という経緯がある。


ZGMF-X124S カオスガンダム++(ダブルプラス)

パイロット:ガラテア・ラ・フラガ

ガラテア・ラ・フラガの専用機としてコンパスに配属された可変型モビルスーツ。

第二次プラント戦役時、地球連合軍に奪取されたZAFTにセカンドステージシリーズの一つで、戦後ブルーコスモス派閥をパージしクリーンな軍隊への刷新を図る中でZAFTに大破した状態で返還されるも、処遇が決まらず倉庫の奥に放置されていた所をハインラインが発見しコンパスで接収・強化改良を施した。

ガラテアが持つ超広範囲かつ高精度な読心能力を応用、彼女が脳内で受信した敵の脳波を基に敵の配置を正確に把握し、味方側の戦術的優位性を確保する事を目的とした前線管制機としての役目を持つ。

MS形態時の外見は原型機とさほど違いはないが、主兵装である機動兵装ポッドが4基に増設、MA時の機種となる背部アーマーはイモータルジャスティスのリフターを参考に大型化し、MS時にも前方に傾け攻撃に使用することが可能となった。


グラウンドガイアガンダム

パイロット:トリトーン・ラ・フラガ

ネクストステージ・プロジェクトによって、ガイアガンダムを基にして造られた可変式MS。

ガイアガンダムに、ストライクノワールとイモータルジャスティス、そしてケルベロスバクゥハウンドを参考にした各種装備とシステムが搭載された。

基本機構とVPS装甲はそのままに、大型ビームサーベルを兼ねたビームブーメランとなるサイドアーマー、MA形態に変形せずとも前方を射撃できる様に稼働するビームキャノン、一部を取り外して対艦刀として運用もできる様になったウイング部、MA形態の頭部に設置されたビームダガー、取り回しと変形速度を上げる為に威力を減少させぬままにビームライフルをミドルサイズに短縮しレールガンとの撃ち分けを可能としたライフルに変更、と言った改変が加えられた。

何よりも大きい変化は、飛行能力の獲得。

サブウイングを導入することで機動性も大いに上昇し、MA形態では尾になる部位にもビームダガー発生ユニットが装備されたため、全身ビームサーベルともいえる程に、格闘戦に高い性能を与えられた。

かと言って射撃戦に弱い訳ではなく、射撃武器は少ないもののその分射程が非常に長く、格闘戦向きのMSでありながら、狙撃性能がかなり高い、という全射程において有利な立ち回りが可能である。


トリトーンガンダム

パイロット:アグネス・ギーベンラート

アグネス・ギーベンラートの専用機、可変機。

ネクストステージ・プロジェクトの機体群の一機。

アクタイオン・プロジェクトFから大幅なバッテリー総量の強化による恩恵を最も大きく受けた機体。

機体形状は元のアビスの設計から大きく変更され、肩のシールドは背面に移動し、フレキシブルに稼働する卵の殻のような形状の大型ウイングとなった。

このウイングを畳んで本体を包むことで、水中機動力を元のアビス以上のものへとアップデートするだけでなく、大きく展開することで、ハイマットモードとなり、高い空間機動能力の確保に成功した。

ウイングはシールドとしても使用可能で、内部にはゲシュマイディッヒパンツァーが搭載されており、ビームに対し高い防御性能を有する。

武装も一新し、プラズマビーム砲をサイドアーマーに移動、ウイング内にMS・MA両形態で運用可能なレールガン4門と、ウイングのスリット部に可動式の連装ビーム砲を合計8門内蔵、胸部にはギャンのトリデンティビームガトリング砲の強化型を内蔵、両肩に展開式の水中でも問題なく発射可能な連装バズーカ砲を装備、更にMA形態時に機体の下部を護る他攻撃にも転用するギャンのものより小型化した円形シールド、実体剣とビームブレイドを使い分けられる錨に似た形状の大型槍、を新規に搭載した。

これらの(槍とシールドを除いた)武装を同時展開してのハイマットフルバーストも可能であり、そのためにマルチロックオンシステムも導入されているが、アグネスはまだ熟練度が足らず、十分に使いこなせていない模様。

プロジェクト上で名付けられた本当の機体名は「ライジングアビス」だが、アグネスがごねにごねまくってこの名前になった。

アグネス曰く「深淵とか暗いイメージで嫌」「強奪された挙句真っ先に撃墜してオリジナルが喪失された機体で縁起が悪い」「海に関する名前だし装備とかからもこっちの方が似合う」等と屁理屈を連打しているが、実際には将来の伴侶としてロックオンしているトリトーン・ラ・フラガの名前を付けて、出撃の度に「トリトーンは私のモノ!」とアピールする下心故のものである事は、ほとんどの者が理解していた。

なお、当事者の片割れであるトリトーンは全く理解しておらず、「素敵な偶然もあったものだなぁ」等と思っている


リッパーアストレイ-ブラッドフレーム

パイロット:エドワード・ハレルソン

エドワード・ハレルソンの専用機。

従来のアストレイシリーズの共通フレームにフェムテク装甲をメイン装甲として搭載、バイタルパートにはTP装甲を内蔵しており、スリムなMS本機の外見ながら、コンパス所属MS中でもトップクラスの防御性能を持つ。

レアメタルΩ製実体剣、ビームガトリング砲、リニアレールバンカー(鉄血のダインスレイヴみたいなの)が搭載された大型タクティカルアームズをメインウエポンとし、タクティカルアームズを除いた基本装備は、両肩のビームブーメラン、手持ちのビームライフル、両腕のクローアンカー、両サイドアーマーにマウントされたビームサーベル、腰背部の専用バインダーにマウントされたエクスカリバーレーザー対艦刀。

高出力のブースターが備え付けられており、高速で敵の懐へ突撃し、白兵戦装備で叩き切る、という突撃戦法を主とする。

実はネクストステージ・プロジェクトに連なっていない機体であり、その実態はVVが半ば勝手にアストレイターンレッドを基に造った機体。

対戦略級ビーム兵器への対処に利用するために、以前アルバート・ハインラインの作っていた「耐熱耐衝撃結晶装甲」をも(勝手に)搭載させており、本来ならばヤタノカガミの機構と、タクティカルアームズももう一本追加する予定だったが、作成・追加に取り掛かる直前で露見。VVを取り押さえ、性能的には立派に第一線級戦力を持っていたのと、他ならぬエドが大いに気に入って欲しがっため、仕方なく正式採用された。なお、VVは暫くの間の開発権の停止と減給処分を受けたが、最後まで設計通りに作れなかったと不満たらたらだった。解雇されなかっただけマシであるのに、まるで反省していない様子であった。


ハイゴッグ

パイロット:ジェーン・ヒューストン

ジェーン・ヒューストン専用MS。

ネクストステージ・プロジェクトの機体の一つ。

アスランのズゴックと同じく、MSの上から擬装機体を被せた機体。

ズゴックと違うのは、可変式MSと同様の運用思想により、対応戦場によって使用する形態を切り替える形式であること。

ハイゴッグはフォビドゥンブルーの潜行形態と同じく、バックパック部を被った形の基本水中専用形態だが、陸上・宇宙でも使用可能で、一方深海ではこちらの形態しか使えない。

全身にゲシュマイディッヒパンツァーを搭載されており、ビームに対して絶対的な防御力を獲得すると同時に、潜行可能深度が桁違いに増しており、理論上ビチャージ海淵の深度でも一切戦闘機動能力を損なわない。

武装は全て実体、両腕の五本爪、腕甲内蔵の連装式滑腔砲、掌のショットガン、両肩に内蔵された陸上でも発射可能な4連装魚雷発射管、サイドアーマーのレールガン、と水中でも圧倒的な火力を保持している。


オーシャンカラミティガンダム

ハイゴッグの装甲が背面へ展開(脚部はそのまま)して変形する、もう1つのMS形態。

カラミティガンダムをベースに造られた機体だが、C.E.71に作成された後期GAT-Xシリーズの3機全てのノウハウを1つにされた機体である。

TP装甲搭載機、低深度であればこちらも海中で使用可能。

ハイゴッグとは対照的に、此方の形態で開放される兵装は全てビーム兵器。

ハイゴッグ時に使えた武装は全てそのまま使え、それに追加で胸部の大口径プラズマビーム砲、両腕のビームガンと大型ビームサーベルが一体化した機動防盾、口部分が稼働して露出するツォーンの強化改良型プラズマビーム砲、腰部中央のスクリーミングニンバス、両肩の拡散メガ粒子砲、と相当な重武装。

ハイゴッグの腕が使えるのもあって事実上の四本腕で、砲撃重視機体ながら接近戦への対応力も高い。


ドライセン

ヒルダ・ハーケンの専用機、ネクストステージ・プロジェクトの系統機。

ドムトルーパー3機を1機に集中させたような機体性能を持つ。

防御機構は通常の装甲と、胸部のみでなく両肩アーマーに搭載された計三基のスクリーミングニンバスの連動展開による、「単独ジェットストリームアタック」とも言うべき戦闘性能を発揮し、圧倒的な対ビーム及び近接において莫大なイニシアチブを握れる。

ドムと同じギガランチャー、ビームサーベル、ビームシールド発振器を時代に合わせて高性能化したものに加え、両腕の装甲内部の実弾・ビームマシンキャノンと、腰の後ろにマウントされたスラッシュウィザードのものの発展形の伸縮性ビームアックス、サイド・フロントアーマーの裏側に隠し持つ簡易ドラグーン化されたヘリのローターの様な形状の投擲武器「クロスリッパー」を計4個持つ。

その他にも、ウィザードシステムに対応しており、投入される戦場に応じてバックパックを換装できる。


ドーベン・ウルフ

パイロット:モーガン・シュバリエ

モーガン・シュバリエの専用機。

ネクストステージ・プロジェクトの一機。

ガーベラ・テトラの完成度に気を良くしたVVが図面を引いた「MSの上からもう一機MSを重ねて戦闘力を倍にしたMS」の第二号機。

連合から拠出されたエクシードストライクをリバースエンジニアリング後、ネクストステージ規格に組み直し、その上から全身に専用パーツを追加した機体。

撃墜の危機には全パーツをパージして強化型エクシードストライクとして行動できる。

全高はガーベラ・テトラを越える25mもあるが、全身ラミネート装甲による防護、胸部のスクリーミングニンバス、内側のVPSによる三段防御で戦艦級の防御力があり、ブースターも増量されているため、機動性は充分確保されている。

武装は、手持ちの大型プラズマビームライフル、両肩にマウントされたシールド内部のビーム砲、ガンバレルとして大気圏中でも利用可能な両腕部の掌のパルマフィオキーナと実弾バルカン砲、脚部に内蔵された連装ミサイルポッド、サイドアーマーに大型ビームジャベリンが1本ずつ、背部ストライカーに搭載された大気圏中でも使用可能な外周にビームブレイドを出すリング状のドラグーンが四基、と多彩。

この機体の最大の特徴は、この内のドラグーンとライフルを使用した偏向射撃。

ドラグーンは中央の穴の内側がゲシュマイディッヒパンツァーとなっており、相手のビームを偏向させて防御に使うだけでなく、自分のビームを歪曲させ、薙ぎ払い射撃を仕掛けたり、レクイエムの如く相手の防御を回り込む様に射つ、等の使い方ができる。

ライフルの方は、収束率を下げ射程を縮めるのを代償とした砲撃から、収束率を上げ最大射程が300㎞オーバーの衛星軌道上すら狙撃できる超精密射撃まで可能。

これらの射撃を緻密にコントロールするために、モーガンの持つ空間認識能力を引き出すため、背部レドームと、得た情報を攻撃へと活かすデータ処理を行うCPUを積んだ頭部、そして戦車運用経験をバックデータとした専用OSが導入されている。

なお、モーガンは機体名を聞いて「これからは「月下の狂狼」とでも名乗るか」等と嘯いてしまった結果、それに悪乗りしたエドワードによって本当に二つ名が「月下の狂狼」にされてしまったが、本人は満更でもない様子。


ORB-X02 アラマサ

オーブ軍が開発した攻撃型MS。

旧式化著しいアカツキに代わるオーブ国防軍のフラッグシップ機としての運用が想定され、オーブが持つ技術の粋を集めつつ、象徴としての意味合いが強いアカツキよりも実戦的な設計が施されている。

その名前はオーブ人の故郷に伝わる大蛇を討伐した刀剣の名から。

開発計画はオーブの民間企業であるワカバ社とモルゲンレーテ社の合同プランが採用、プラート博士とオセアノ博士が設計主任に着任し、国防宇宙軍のニューマン将軍の主導で行われた。

装甲はメインのバイタルパート周囲を中心にVPS装甲材で構築され、被弾を想定される個所には限定的にFT装甲を採用し高い耐久性を実現、更に腹部側面から腰部にかけて、メインフレームの背骨を守るために強化樹脂と合成ゴムをベースとした衝撃吸収超柔軟素材『シモーレックス』を採用、その弾力はレールガンの衝撃すら吸収する。

両肩には複合レーダーセンサーと通信用レーザーシステムを搭載、指揮官機として複数の機体コンディションの把握を可能とした。

背部バックパックはオオワシユニットとイモータルジャスティスのリフターユニットを参考、改良したもので、ブラックナイトスコードシリーズを超越する機動性を本機に与え、更にハードポイントには各種ミサイルなどをマウントさせその状態のまま対象を攻撃できる。

オーブ軍の本土防衛隊用とコンパスへの戦力抽出用の2機が建造され、2号機がフラガ一佐の専用機として薄いオレンジ色に塗装されプリンシパリティに所属、1号機は当初アスラン・ザラ一佐が搭乗する予定だったが、彼が潜入任務などでカプールの使用を優先したため、トーヤの親衛を任されていたリンナ・セラ・オシダリ二佐が抜擢される。

また、本機はオーブ軍の新型主力MS開発計画『Dアストレイプラン』の試作機でもあり、本機の実戦データの収集もコンパスへの提供条件の一つとなっている。

主武装

76式20mm頭部対空機関砲

試製77式多用途ライフル「ヘキレキ」(ビームライフルの銃身下部にレールガンを搭載した複合火器)

74式改ビームサーベル

6連装対空ミサイル「ノワキ」

試製78式空間機動制圧兵装システム(4基の無線誘導ガンバレル。ビーム砲、ミサイル、ビームブレイドが搭載されている。)


ムルシエラゴ

パイロット:ジスト・エルウェス

ジスト・エルウェス専用機。

ネクストステージ・プロジェクトの機体の一機だが、少し特殊例。

この機体の大本は、ファウンデーション事変で「混沌」を巻き起こした機体で、アスランによって撃墜されたブラックナイトスコード・シヴァの残骸をオーブが回収、コンパス監視の下リバースエンジニアリングして、ネクストステージ規格に合わせて再構築した、ブラックナイトスコード・リペアとも言うべきMSが基礎となっている。

頭部は元の機体から俗に言う「ガンダム」タイプのものに変更されており、機体色もジストの好みである真紅を基調としたカラーリングに染め上げられた。

ほぼブラックナイトスコード・シヴァの装備そのままだが、性能はキチンと時代に合わせてアップデートされている。

変更された頭部に合わせてスタイルに微調整が加えられたのと、武装面に多少変更がなされており、手持ちブレードのディス・パテールにビームライフル機構が搭載され、短針投射システムがオミットされ代わりに拡散メガ粒子砲になっている。

本来ならば、戦場に出されることはなかったが、ジストの「先の戦いで混沌をばら撒いたコイツは俺にぴったり」「厄介な敵の機体だって使い方次第では強力な味方になるもんさ」等の言い分、そこにトリトーン達からの口添えもあって、正式にコンパス配置が決定された。


イージスセイバーガンダム

パイロット:エミリオ・ブロデリック

エミリオ・ブロデリックの専用機。

ネクストステージ・プロジェクト産の可変式MS。

連合のロッソイージスとザフトのセイバーをミキシングした機体。

両機の特性を過不足なく盛り込まれており、フレームは専用だが、プロジェクト機なだけあって整備性は良好。

プロジェクト機随一の高い機動性と良好な操縦性の確保に成功した一方、防御にはVPS装甲と機動防盾、ウイングのゲシュマイディッヒパンツァーのみ、というパイロットの腕が要求される逸品に仕上がっている。

武装面は、手持ちに専用改良型カレトヴルッフ、腹部の展開式高出力プラズマビーム砲、ウイング部の大口径プラズマビーム砲と連装型短針ランサーダート、両腕両脚の実体剣及びビームサーベルとビームランチャーを使い分けられるビーム発振器、とスリムな外見の割に重武装。

ウイングのゲシュマイディッヒパンツァーを使用することで、腹部のビーム砲での湾曲砲撃が可能となっている。

最大の特徴は、ロッソイージスのMA形態を参考とした火力重視の強襲攻撃形態と、セイバーのMA形態を参考とした機動力重視の高速巡航形態の2つのMA形態を状況によって使い分けられる、三段変形機構。

従来のMSフレームでは不可能だったが、ネクストステージ・プロジェクトのおかげで幅広い技術が使用できるようになったおかげで、機体の強度を大きく低下させる事無く機構を導入可能となった。


ガンダムアストレイ-シャドーフレーム

パイロット:リリー・ザヴァリー

リリー・ザヴァリー専用MS。

ネクストステージ・プロジェクトによって齎された機体だが、オーブの色が濃く出ており、パーツの共有性や整備性を確保するために、プロジェクト機体の一機として追加された、という経緯がある。

ネクストステージ・プロジェクト規格で新造されたアストレイ。

全身黒塗りの機体で、一見フェムテク装甲に見えるが、実際にはTP装甲搭載機。

バイタルパートにも耐G用緩衝素材をこれでもかと導入されており、物理衝撃はほぼ10割軽減できる。

ストライカー等の追加装備用コネクターは無く、背面・両肩・両脚に機体フレームと直結した大型ブースター及びスラスターが搭載。

武器は、左手にシールド・ビームガン・ビームサーベル・ビームシールドが一つになった機動防盾、サイドアーマーに苦無型アーマーシュナイダーを合計6本、右掌のパルマフィオキーナ、手持ちのカレトヴルッフ、と少ない。

とにかく高速機動を主軸に置いており、機体にはキラが構築手伝いを行ったオウのマニューバ補佐用OSを搭載、学習能力の高いリリーへオウのマニューバを学ばせる、という虐待的(オウは大声で異議申し立てをしたが賛成多数で否決)訓練をリリー自身が望んだため。

上記の徹底的な物理衝撃への対策は、このマニューバ訓練の失敗による墜落や衝突からリリーの身を護るため。

実際、実戦に投入しても問題ない、と判断されるまでおよそ4ヶ月もかかって(専用OS及びパイロットスーツによる補助、そのための機体カスタム等が最初からあったにも関わらずである!!)いて、その間にリリーは何度もブラックアウトや嘔吐に苦しめられた。

なお、皆の意見にむかっ腹を立てて当機を借り、初操縦(スーツ無し)で見事リリーよりも数段変態なマニューバをして魅せ、リリーにorzの体勢をさせた。

リリーの頑張りを応援してきた仲間達は全力でキレた。


ライジングストライクガンダム Type-Alex

パイロット:アレックス・ディノ(キラ・ヤマト)

ネクストステージ・プロジェクトによって新造された、最新鋭MS。

アレックス・ディノの専用機。

ライジングフリーダムとストライクの相の子のような機体で、マルチコネクターによるストライカーシステム、シルエットシステム、ウィザードシステムの全てを装備できる。

無論、プラウドディフェンダーにも対応している。

設計はアルバート・ハインラインが担当、マリュー・ラミアスとアレックス・ディノ本人の協力も加わって、当初のコンセプト「主機のみでの充分な戦闘力を確保しつつ追加兵装ユニットの使用による高戦闘力及び持久性の実現」を完全にクリアした。

VPS装甲、ビームシールド、フラッシュエッジシールド、ビームライフル、ビームサーベル、イーゲルシュテルン、隠しガトリング砲が基本装備。

事実上の専用装備のフリーダムストライカー、リバースエンジニアリング用に使われていたデスティニーシルエットやゼウスシルエットといった高性能装備だけでなく、エクシードストライク等の各種ストライカーも完備、状況に合わせて装備を換装して対応する汎用性を持つ。


νストライクガンダム

パイロット:オウ・ラ・フラガ

ネクストステージ・プロジェクトによって生み出された最新MS。

オウ・ラ・フラガ専用機。

ライジングストライクの対、というよりも表側であり、ライジングフリーダムに対するイモータルジャスティスにあたる兄弟機。

ストライクとνジンを基本に、あらゆるドラグーン搭載機のノウハウを注ぎ込んで作り出された。

本体にはそれほど多くの武装を搭載せず、ドラグーン運用のためのバッテリーを大量に搭載されており、当機専用ストライカーである、エクストリームストライカーと同時運用する事を前提として造られているが、ノーマルなストライカーも装備できる。

その場合、戦闘力は大きく減退してしまうが。

両サイドアーマーの手持ちビームサーベルとしても運用可能なドラグーン仕様フラッシュエッジビームブーメラン2つ、頭部のイーゲルシュテルン、手持ちビームライフル、ライジングフリーダム系統機同様のフラッシュエッジシールドが、本機のプリセット。

オウの操縦技術を大いに活かすために、頑強さと機動性をとにかく追及しており、火力のほとんどをストライカーに依存しているのもそのため。


エクストリームストライカー

νストライク専用ストライカー。

背面に接続される大型ストライカーで、同時に両肩両脚にも追加装備を装着する。

その装着物の都合上、戦艦や基地で装備してから出撃し、途中で換装する事を想定していない。

大気圏中でも飛行可能なビームシールドと1門のプラズマビーム砲と17門のビーム砲にビームラムを搭載した大型ドラグーンユニット6基と、機動力を強化するブーストアーマー、そして両肩の追加スラスター&レールガン、両脚の追加ブースター&連装ミサイルランチャーだけ、というシンプルなユニット。

だが、この大型ドラグーンというのが肝であり、宇宙空間ではこのドラグーンが展開、ビームシールド&ビームラム&プラズマビーム砲にビーム砲7門の中型1基と、ビーム砲2門にドラグーン同士で張れる大規模ビームシールドの小型5基に分離してからが、本領発揮。

ハインラインとVVのエゴがこれでもかと投入されており、オウの超絶的な空間認識能力が無ければ運用はまず不可能である。


シナンジュ

ラウ・ル・クルーゼ(オウの仮の姿)の専用機。

νストライクに専用の全身ストライカーを被せた、真紅の機体。

ネクストステージ・プロジェクト規格機。

エクストリームストライカーがオウの空間認識能力を全力で活かすのに対し、此方はオウの変態マニューバを全力で活かすための機体設計が成されている。

設計、開発はVVが担当。

ケンプファーの性能を、ガーベラ・テトラとドーベンウルフを例とした形式でνストライクに載せた形で、エクストリームストライカーを用意したハインラインに対するライバル心から用意したものでもある。

通常機体の三倍強の速度と機動性で戦場を跳ね回る。

エクストリームストライカーと違い、シナンジュストライカーは単独飛行が可能なMA形態に変形機構が搭載されており、戦場でのマルチプル換装に対応している。

装備自体はνストライクのものに加え追加装備に、レールカノンと撃ち分け可能なロングビームライフルと、ドムトルーパーの装備系列のギガランチャーの強化型がある。

なお、これらの装備は手持ちであるため、エクストリームストライカーを装備したνストライクでも継続使用が可能。

因みに機体名の由縁は、Strike INto Assault Newtype Jacket Unit:浸透強襲用新型外装機構、である。


カプル

パイロット:アスラン・ザラ

アスランの駆る新型MS、ネクストステージ・プロジェクト機。

直径12m程度の球体状の胴体に腕と腰から下をくっつけたような奇抜な形状をしており、背面のリフターを使うことで高速飛行が可能。

リフターは分離すると鳥の様な形態に変形し、ビーム衝角を展開しての突撃攻撃や、乗って移動もできる。

これでいて結構運動性は高く、他の最新鋭機体達に全く後れを取らない。

防御にはVPS装甲と両腕のビームシールド発振器、本体を包む装甲はラミネート装甲を用いる。

両腕は通常のMSのものと同型だが、ただ手に持つだけでなく指一本一本からビームソードが伸び、指を手刀にすればロングビームソードになる。

ズゴックの頃の様な腕もちゃんとあり、これは肩パーツに装備されていて、射出してメガ粒子砲とビームクローを使えるガンバレルになり、両腕の先に装着すればそのまま第二の腕になる。

他の装備はリフターの翼の対艦ビームサーベルとレールカノンと連装ビーム砲、ボディの前面装甲が左右にスライドして露出する拡散メガ粒子砲と連装ミサイルポッド、腰部中央のプラズマビーム砲、両足裏のビームジャベリンとビームショットガンと結構豊富。

実は両腕と両脚は分離してドラグーンとしても運用でき、やろうと思えば本体の球体部分で転がりながら射出した四肢とリフターで戦闘、だなんてこともできる。


ブレイヴジャスティスガンダム

アスランの駆る真の専用機。

ズゴック時代のソレよりも更に擬装的に複雑になっており、カプルの両腕(肩以外)とカプル時のリフターが変形して頭部と肩含めた胴体と下半身になり、リフター時の翼だった部位が脚となって接続されてジャスティス本体になり、レールカノンと連装ビーム砲だったパーツは手持ちのビーム・実弾撃ち分け可能ライフル二挺となる(使わない時はサイドアーマーにマウント)。

カプルの胴体装甲は展開してカプルの両肩と腰から下と合体し新しいリフターとなる。

拡散メガ粒子砲と連装ミサイルポッド部位はギャンの様な円型シールドになって左腕に付く。

装備はカプルの装備に合わせ、円型シールドがそのままビームブーメランとして使えるようになり、両肩のビームブーメラン、サイドアーマー上部に普段使いのビームサーベル、額のビームランチャー、トサカ部のビームラムと更に増える。

コクピットブロックは此方(カプルのリフター)に搭載されている。



・MA

バイタルグラスパー

パイロット:D9(ディーナ・ラ・フラガ)

D9が主に機体運用を行う大型の戦闘機型MA。

横たわった一般サイズのMSを上回る全長を有するが、機動性・速度の両方に優れ、防御にはフェムテク装甲を使っているため、防御力は見た目によらず非常に高い。

D9以外にも衛生兵チームメンバー6人程度が同乗でき、後述する装備を変更すれば最大で30人超乗れる。

MAであるがれっきとしたネクストステージ・プロジェクト産機体で、機体の参考元となったのは、スカイグラスパー、ミーティア、キャバリアーアイフリッド、そしてなんとリジェネレイト。

機体を、アームズユニット、キャリアーユニット、コアユニットの3つのユニットに分け、それぞれのユニットはバラバラに飛行可能で、全てのユニットを量子通信で遠隔操縦できる。

アームズユニット:

本機の武装関係を担当するユニット、機首から機体前半。

全方位放射可能拡散型ビーム砲とリニアレールキャノンが各2門ずつ、機首部分に内蔵された高出力プラズマビーム砲、機体下部から発射可能なマルティプルガトリング砲が主装備。

キャリアーユニット:

本機のメイン運用部を担当するユニット、機体中央ウイング部から機体後半。

このユニットとアームズユニットで、ネクストステージ・プロジェクト産MSを上下からサンドイッチすることで、MSを消耗なく運ぶことができ、同時に戦場で行動不能に陥った僚機をこの機能で運搬して撤退することも可能。

ウイング部と機体最後部にはマルチコネクターが搭載されており、ストライカー、ウィザード、シルエットを装備でき、その武装をそのまま運用できるだけでなく、戦場で僚機へ各武装を届ける換装補助機としての役割もある。

コアユニット:

他の2ユニットを繋げた上にレドームのように接続されている。

コクピット、量子通信基部、臨時居住スペースの全てを担う本機の心臓部。

このユニットにはビームシールド発振器も備わっており、他ユニットより防御力も高い。

キャバリアーアイフリッドにできた事は全てできる。

このユニットにはマルチコネクターの接続側の基部が備わっており、コネクターの被接続側を持つMSに接続することで、強制的に被接続MSのコントロールを奪取が可能となる。

他のユニットもMSの装備として合体可能であり、MAであるが、MS強化装備としての側面も持つ。



アスクレピアン

P・M・P社とFUJIYAMA社が共同開発した野戦・災害派遣用移動治療拠点。

西洋竜を思わせる本体と、そこに連結された複数のブロックユニットで構成される非武装のモビルアーマーで、開発スタッフはモビルホスピタルと呼称している。

開発にはアドゥカーノフ社から脱退したエンジニアも関わっており、一分ザムザザーやゲルズゲーを想起させるデザインを持ちつつ、全体的に曲面を多用した攻撃性を排した外見によって見た者への警戒心を緩和させる効果がある。

最前線に即座に医療スタッフと高度医療設備を運送することを目的としており、ブロックユニットは1個1個が数十人の患者を一度に治療することが可能な野戦病院及び医療技術者を運搬する居住ブロックして機能する。

本体には戦闘用MS3機分の最新バッテリーが内蔵され、瞬間的な出力は核動力にも匹敵し、大電力を必要とする高度医療設備の稼働を可能とした。

両腕は機体を固定させる着陸脚だが、瓦礫を破砕し埋没した被災者を救助する為のショベルアームに換装が可能でレスキュー活動での運用も視野に入れられている。

本体、及び各医療ブロックにはアルミューレ・リュミエールが装備されており、最前線にてゲリラ組織の攻撃を受けても対応が可能。

尚最新の陽電子リフレクターではなくやや旧式のアルミューレ・リュミエールが採用されたのは、発生する放射線強度を考慮しての事である。

主に地球各地の主要国家や赤十字社にて採用され、コンパスにおいても本機の運用に特化した部隊が地上と宇宙にそれぞれ存在し、緊急時に備えている。





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