秤&岩戸VS東堂

秤&岩戸VS東堂


スレ主さんからのコピペ有り+自分の妄想です。正しいのはスレ主さん

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~「この前の話の続きだ岩戸那岐。お前のタイプは何だ!」

東堂の声が森の中に反響する。やっぱり聞かれるのか…と心の中でうんざりしながら那岐は答える

「まあ…長髪で綺麗な髪の人…かな?」

「ほう、まあ悪くはない。及第点ではあるが合格だ。」

すると暇そうにしてた秤が声を発する

「お前ら話は終わったか?」

「ああ、悪かったな秤。始めようか!秤金次!岩戸那岐!」

東堂が開戦の合図を叫ぶと同時に那岐は薙刀を取り出し、東堂は臨戦態勢を取る。そして秤金次は…

『領域展開 坐殺博徒』

(!!領域展開!いきなりか!簡易領域で身を守る!だが、不義遊戯は使えなくなるな…)

「へぇ、簡易領域か。さすがだな。まあでも心配しなくていい。この領域の必中効果は情報の開示。開示内容はスロットで出目を揃えればイイコトが起こるってとこだな」

(…隣の岩戸は簡易領域を展開していない。俺の簡易領域が剥がれる様子もないし、嘘ではないな)

東堂が簡易領域を解く、その瞬間目にも止まらぬ一撃が東堂の皮膚を穿つ

「チッ!速いな。そして充分な防御をしていたと言うのにこの威力!恐らく同じ箇所にタイムラグの殆ど無いほぼ同時の突きを打ち込む事で刃先と俺の肉体が事象飽和を引き起こし防御を貫通したんだろう、大した技だ」

「よく分かるなお前。未だにオレも理屈はよくわからないのに。」

その後も秤と那岐のコンビネーションで東堂の体力が削られていく。

(くっ、意識が飛びかけた、不味いこのままでは負けてしまうぞ東堂葵!!こうなったら一か八か岩戸の呪具だけでも…ハッ!)

その時、東堂の意識が一瞬戦闘から離れ、東堂は存在しない記憶に触れる。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

東堂(高田ちゃん!!)

高田(あの技量や呪力操作、岩戸ちゃんかなりの遣り手よね)

東堂(あぁ、だから俺は岩戸だけでも脱落させようと、今、俺の状況は2対1の上先手を取られ圧倒的不利!だから縛りで出力を上げ一か八か……)

高田(必中効果の中和……領域の基本効果)

東堂(はっ、まさか)

高田(岩戸ちゃんは術式は持ってる素振りは無いけど)

東堂(領域対策の簡易領域)

高田(有り得なく無いね、何ならもっと上も持ってるかも)

東堂(なら、出力上げて取る選択は)

東堂「秤金次の領域からの脱出と外側からの領域の外殻の破壊!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【この間0.01秒】

『パァン』乾いた音が秤の騒がしい領域内に響き渡る。それと同時に領域内から東堂が姿を消す

「!あいつ消えたぞ!どこにいる!秤!」

「いや違う!領域内に脱出したんだ!」

秤がそう叫ぶのとほぼ同時に、領域が破壊され、那岐と秤の耳に静寂が戻る。

「秤金次、これで貴様の術式は焼き切れた。」

「チッ!不味いな」

そして、東堂が手を構える。その動きに気付いた那岐が簡易領域を展開しようとするが、それよりも速く東堂が高らかに宣言する。

「そして…岩戸那岐 、脱落だ」

『パァン』

Report Page