タイトルの通り、直感・理論・哲学をもって経営判断にあたるべき理由や方法がとても丁寧にされています。
書いてあること全てを実行するのは至難ですが、経営について日々モヤモヤと考える事柄を直感・理論・哲学のいずれかに分類するだけでも頭が整理されるかと思います。
本の中で好きな部分を1つ。
「神は細部に宿る」という言葉はアウトプットする際の言葉として使われることが多いですが、この本の中ではディテールを想像することが直感力を磨くことに繋がる、という文脈で紹介されており、新鮮に感じました。
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直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍: 経営の知的思考 単行本 – 2020/6/26
伊丹 敬之
(著)
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決断と実行の集合体が経営なのである
企業の全体の方向性を決めるような戦略の決断、あるいは後継者人事の決断、大型買収の決断、海外進出の決断……。
経営者はさまざまな決断を下さなければならない。
そして、決断を下すのは、経営者だけではない。組織の中のそれぞれの立場の人が、大なり小なり「自分にとっては決断」というべき行為をとっている。
多数の決断と実行の集合体が、経営であり、組織なのである。
決断には、発想、検証、跳躍、この3つのステップが必要である。まず発想、次にその発想の適切さの検証、そして最後に迷った末の跳躍である。この3つのステップを支えるものが、直感、論理、哲学である。
直感で発想し、論理で検証し、哲学で躍進する
直感で発想し、論理で検証するのは、読者みなさんの納得を得やすいだろう。なぜ哲学が決断の本質である最後の跳躍に必要なのか。「思い切る」「見切る」という跳躍らしい行為を人が行なうためには、単に論理的な正しさに加えて、哲学がなければ跳べないからである。とくに、大きな決断であればあるほど、哲学の支えを必要とするだろう。
本書は、直感、論理、哲学、この3つの要素がどのうように影響し合い、支え合っているのかを明らかにしつつ、経営の知的思考の本質を明らかにしていく。
企業の全体の方向性を決めるような戦略の決断、あるいは後継者人事の決断、大型買収の決断、海外進出の決断……。
経営者はさまざまな決断を下さなければならない。
そして、決断を下すのは、経営者だけではない。組織の中のそれぞれの立場の人が、大なり小なり「自分にとっては決断」というべき行為をとっている。
多数の決断と実行の集合体が、経営であり、組織なのである。
決断には、発想、検証、跳躍、この3つのステップが必要である。まず発想、次にその発想の適切さの検証、そして最後に迷った末の跳躍である。この3つのステップを支えるものが、直感、論理、哲学である。
直感で発想し、論理で検証し、哲学で躍進する
直感で発想し、論理で検証するのは、読者みなさんの納得を得やすいだろう。なぜ哲学が決断の本質である最後の跳躍に必要なのか。「思い切る」「見切る」という跳躍らしい行為を人が行なうためには、単に論理的な正しさに加えて、哲学がなければ跳べないからである。とくに、大きな決断であればあるほど、哲学の支えを必要とするだろう。
本書は、直感、論理、哲学、この3つの要素がどのうように影響し合い、支え合っているのかを明らかにしつつ、経営の知的思考の本質を明らかにしていく。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2020/6/26
- 寸法13.3 x 2.2 x 18.9 cm
- ISBN-104492315306
- ISBN-13978-4492315309
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商品の説明
著者について
伊丹 敬之(イタミ ヒロユキ)
国際大学学長。1945年愛知県豊橋市生まれ。一橋大学商学部卒業。カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了(Ph.D.)。一橋大学大学院商学研究科教授、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授を歴任。一橋大学名誉教授。2005年11月紫綬褒章を受章。主な著書に『経営戦略の論理〈第4版〉』『日本企業の多角化戦略』(共著、日経・経済図書文化賞受賞)、『日本型コーポレートガバナンス』『孫子に経営を読む』『現場が動き出す会計』(共著)(以上、日本経済新聞出版社)、『場の論理とマネジメント』『経営を見る眼』『経済を見る眼』(以上、東洋経済新報社)、『本田宗一郎』(ミネルヴァ書房)、『高度成長を引きずり出した男』(PHP研究所)がある。
国際大学学長。1945年愛知県豊橋市生まれ。一橋大学商学部卒業。カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了(Ph.D.)。一橋大学大学院商学研究科教授、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授を歴任。一橋大学名誉教授。2005年11月紫綬褒章を受章。主な著書に『経営戦略の論理〈第4版〉』『日本企業の多角化戦略』(共著、日経・経済図書文化賞受賞)、『日本型コーポレートガバナンス』『孫子に経営を読む』『現場が動き出す会計』(共著)(以上、日本経済新聞出版社)、『場の論理とマネジメント』『経営を見る眼』『経済を見る眼』(以上、東洋経済新報社)、『本田宗一郎』(ミネルヴァ書房)、『高度成長を引きずり出した男』(PHP研究所)がある。
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2020/6/26)
- 発売日 : 2020/6/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 296ページ
- ISBN-10 : 4492315306
- ISBN-13 : 978-4492315309
- 寸法 : 13.3 x 2.2 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 27,404位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 132位MBA(経営学修士)
- - 207位ロジカル・シンキング
- カスタマーレビュー:
著者について
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伊丹 敬之 (いたみ ひろゆき)
一橋大学 名誉教授
1945年生まれ、1967年一橋大学商学部卒業、
1972年カーネギー・メロン大学経営大学院博士 課程修了。
1975年、1982年スタンフォード大学ビジネススクール客員准教授。
1978年、1982年日経図書文化賞受賞。
2005年紫綬褒章受章、2009年宮中講書始の儀 進講者。
2017年9月~2023年9月、国際大学学長。
2023年文化功労者。
IT戦略本部など政府関係委員を多数歴任し、東芝 社外取締役など数社の社外役員も歴任。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年1月22日に日本でレビュー済み
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経営書に慣れてなくても理解しやすい。
2021年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすが伊丹先生。事例が少し古いのはやむをえないが、経営者の思考様式を普遍的な視点で捉えておられる。実際の経営をした経験がないと、この本の記述の深さはわからないのかもしれない。個人的には、名著のレベルだと思います。
2021年6月1日に日本でレビュー済み
本書は「論理」に重きを置きがちな現代において、その前段階である「発想」と、最終的な決断の場面で必要となる「哲学」の、3つが揃ってこそイノベーションが生まれるのだということを述べている。
リズム感がありキャッチーな素晴らしいタイトル「直感で発想、論理で検証、哲学で跳躍」がすべてを語っている。タイトルに比べると内容はやや失速。本書のジャンルを『経営の歴史本』として捉えるなら価値は高い。
リズム感がありキャッチーな素晴らしいタイトル「直感で発想、論理で検証、哲学で跳躍」がすべてを語っている。タイトルに比べると内容はやや失速。本書のジャンルを『経営の歴史本』として捉えるなら価値は高い。
2020年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルは直截かつ魅力的。「直観で発想、論理で検証、哲学で跳躍」、なるほど、哲学は跳躍するためにこそ必要だろう。明快なタイトルに、期待して読んだ。
でも、内容にはちょっとがっかり。事例の紹介と思考法についての著者の意見が中心に叙述されている。事例の紹介は、安藤百福、小倉昌男の事例など、よく知られた事例なので新味はない。また、思考法についての著者の意見は納得できない部分も多い。
たとえば、現実を直視することが必要なのは、「すべての現実は、実はつじつまが合っている」から、現実には「背後の論理」があるからだ、と言う。著者は、「存在するものは合理的である」とするヘーゲル哲学の信奉者なのだろうか。
でも、現実=合理的なのではなく、現実は雑多な事実の集合体で混沌としている。そして、混沌とした現実を人間が論理的に解釈する、という行為そのものが大切なのではないだろうか。
あるいは、「意外な仮説」、「バカな」と思われる仮説がむしろ合理性のある仮説であることが多いとし、その例として、「小さめの設備投資」をあげている。でも、小さめの設備投資は、経営ではダメな投資、戦力の逐次投入的な投資になることもあるだろう。「小さめの設備投資」は「意外な仮説」というより、決断に自信をもてない経営者がおっかなびっくりやる投資だろう。
また、「意外」→仮説の妥当性という著者の意見は論理的でない。①仮説が「意外」かどうかということ、そして②仮説の妥当性、という二つの事柄は本来相互に関係のないもの(独立事象)であり、それを無理やり関係づけるのは非論理的だ。
伊丹敬之氏は素晴らしい学者で、『経営戦略の論理』、『場の論理とマネージメント』などは愛読させていただいたが、本書はちょっとガッカリです。タイトルは素晴らしいけど、内容はタイトル負け、という感じ。このテーマの本は、経営の経験と哲学や論理学の素養がないと書くのは厳しい、と思います。経営や実務の経験のない人にとっては参考書としての価値はあるかもしれないけど、経営の本としては薄い内容。
この本の参考文献としてもあげられているけど、この種の思考法の解説としては『仮説思考』(内田和成)が素晴らしいし、実践の話なら『小倉昌男 経営学』(小倉昌男)が体験した人の生の声がわかって面白い。本書のタイトルを面白いと思った人には、むしろ、この2冊を読むことをおすすめします。
でも、内容にはちょっとがっかり。事例の紹介と思考法についての著者の意見が中心に叙述されている。事例の紹介は、安藤百福、小倉昌男の事例など、よく知られた事例なので新味はない。また、思考法についての著者の意見は納得できない部分も多い。
たとえば、現実を直視することが必要なのは、「すべての現実は、実はつじつまが合っている」から、現実には「背後の論理」があるからだ、と言う。著者は、「存在するものは合理的である」とするヘーゲル哲学の信奉者なのだろうか。
でも、現実=合理的なのではなく、現実は雑多な事実の集合体で混沌としている。そして、混沌とした現実を人間が論理的に解釈する、という行為そのものが大切なのではないだろうか。
あるいは、「意外な仮説」、「バカな」と思われる仮説がむしろ合理性のある仮説であることが多いとし、その例として、「小さめの設備投資」をあげている。でも、小さめの設備投資は、経営ではダメな投資、戦力の逐次投入的な投資になることもあるだろう。「小さめの設備投資」は「意外な仮説」というより、決断に自信をもてない経営者がおっかなびっくりやる投資だろう。
また、「意外」→仮説の妥当性という著者の意見は論理的でない。①仮説が「意外」かどうかということ、そして②仮説の妥当性、という二つの事柄は本来相互に関係のないもの(独立事象)であり、それを無理やり関係づけるのは非論理的だ。
伊丹敬之氏は素晴らしい学者で、『経営戦略の論理』、『場の論理とマネージメント』などは愛読させていただいたが、本書はちょっとガッカリです。タイトルは素晴らしいけど、内容はタイトル負け、という感じ。このテーマの本は、経営の経験と哲学や論理学の素養がないと書くのは厳しい、と思います。経営や実務の経験のない人にとっては参考書としての価値はあるかもしれないけど、経営の本としては薄い内容。
この本の参考文献としてもあげられているけど、この種の思考法の解説としては『仮説思考』(内田和成)が素晴らしいし、実践の話なら『小倉昌男 経営学』(小倉昌男)が体験した人の生の声がわかって面白い。本書のタイトルを面白いと思った人には、むしろ、この2冊を読むことをおすすめします。
2020年10月19日に日本でレビュー済み
他の方が書かれているように、タイトルには惹かれるが、中身は薄い。
この本を読んで経営者が決断を下せるようになると考えられない。なぜなら既知の概念や考え方、経営の大まかなステップが羅列されているばかりで、具体的な手法は紹介されていない。
会社を知らない方への超入門書としては使えるかもしれない。
この本を読んで経営者が決断を下せるようになると考えられない。なぜなら既知の概念や考え方、経営の大まかなステップが羅列されているばかりで、具体的な手法は紹介されていない。
会社を知らない方への超入門書としては使えるかもしれない。