受験の参考書として購入。
そこまで分厚くもないがめちゃくちゃ充実してる。
回答も多すぎないのにしっかりとしていて理解が深まります。
新研究と一緒に使っていて、終わり次第新演習に入ります。
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新課程 2024 実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学 単行本 – 2023/11/6
数研出版編部
(編集)
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難関大学入試まで対応した受験生定番の受験対策問題集。
今までの重要問題集のクオリティはそのままに,新課程に対応しました。全国の入試問題から良問を精選し,最新の入試傾向も反映。各章は「要項」→「A問題」→「B問題」で構成しており,受験勉強の仕上げに「巻末補充問題」を掲載。思考力・判断力・表現力を必要とする問題には「思考」マークをつけ,QRコードからヒントを閲覧することが可能。別冊解答は本冊以上のページ数で,問題の解法だけでなく,入試に役立つ情報を豊富に掲載しており充実している。さらに,入試直前の最終確認に役立つ小冊子「入試直前整理」を,別冊付録として付属。
今までの重要問題集のクオリティはそのままに,新課程に対応しました。全国の入試問題から良問を精選し,最新の入試傾向も反映。各章は「要項」→「A問題」→「B問題」で構成しており,受験勉強の仕上げに「巻末補充問題」を掲載。思考力・判断力・表現力を必要とする問題には「思考」マークをつけ,QRコードからヒントを閲覧することが可能。別冊解答は本冊以上のページ数で,問題の解法だけでなく,入試に役立つ情報を豊富に掲載しており充実している。さらに,入試直前の最終確認に役立つ小冊子「入試直前整理」を,別冊付録として付属。
- 本の長さ168ページ
- 言語日本語
- 出版社数研出版
- 発売日2023/11/6
- 寸法15 x 1.9 x 21 cm
- ISBN-104410143344
- ISBN-13978-4410143342
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登録情報
- 出版社 : 数研出版 (2023/11/6)
- 発売日 : 2023/11/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 168ページ
- ISBN-10 : 4410143344
- ISBN-13 : 978-4410143342
- 寸法 : 15 x 1.9 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 406位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1位高校化学教科書・参考書
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イメージ付きのレビュー
4 星
普通の国公立大向け セミナーやリードαを解いてるのは前提
高校の傍用問題集(セミナー、リードαなど)を一通り済ませた高校生が手にする本でしょうから、典型パターンが全ては網羅されていなくても大きな瑕疵とはいえません。特に、ドリル的なものがごく僅かなのは良い。第6章「化学反応とエネルギー」は、熱の言葉をエンタルピーに換えΔの記号を追加し符号を反転させただけで、旧版とあらかた同じ問題。気になるのは例えば、・ナイロン66こそ256番(帯広畜産大)にあるが、6-ナイロンとビニロンが1問も入っていない。最近は出題されてないのだろうか・一つの問題が右のページ下部と、めくった次の左ページ上部とに分割されていて、解きにくいレイアウトが時々ある。物理も同様・他社の書籍でもよく見られるが、たいした内容でもない問にまで「思考」マークを付けすぎではなかろうか東大京大志望者には『化学の新演習』(旧版)を使用していますが、難問に対処する必要がないなら本書でも良いと思います。解説が貧弱なのは、詳細は参考書を各自確認せよという立場だからでしょう、問題集は参考書ではないので。当方としては口頭で説明すれば解答の隙間を補えるので、業務上は別段困りません。既卒生達とこの本の話をしていて「現役時に自力で3周したが、理解が不十分で結局いつも同じ所で間違う」と言う生徒が中にいました。このあたりが自習では使いにくい理由です。粗を探せば色々あるでしょうが、誤植も別段見当たらず、厚さと価格を考えると現実的な教材の一つです。
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2023年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高校の傍用問題集(セミナー、リードαなど)を一通り済ませた高校生が手にする本でしょうから、典型パターンが全ては網羅されていなくても大きな瑕疵とはいえません。特に、ドリル的なものがごく僅かなのは良い。
第6章「化学反応とエネルギー」は、熱の言葉をエンタルピーに換えΔの記号を追加し符号を反転させただけで、旧版とあらかた同じ問題。
気になるのは例えば、
・ナイロン66こそ256番(帯広畜産大)にあるが、6-ナイロンとビニロンが1問も入っていない。最近は出題されてないのだろうか
・一つの問題が右のページ下部と、めくった次の左ページ上部とに分割されていて、解きにくいレイアウトが時々ある。物理も同様
・他社の書籍でもよく見られるが、たいした内容でもない問にまで「思考」マークを付けすぎではなかろうか
東大京大志望者には『化学の新演習』(旧版)を使用していますが、難問に対処する必要がないなら本書でも良いと思います。解説が貧弱なのは、詳細は参考書を各自確認せよという立場だからでしょう、問題集は参考書ではないので。当方としては口頭で説明すれば解答の隙間を補えるので、業務上は別段困りません。
既卒生達とこの本の話をしていて「現役時に自力で3周したが、理解が不十分で結局いつも同じ所で間違う」と言う生徒が中にいました。このあたりが自習では使いにくい理由です。
粗を探せば色々あるでしょうが、誤植も別段見当たらず、厚さと価格を考えると現実的な教材の一つです。
第6章「化学反応とエネルギー」は、熱の言葉をエンタルピーに換えΔの記号を追加し符号を反転させただけで、旧版とあらかた同じ問題。
気になるのは例えば、
・ナイロン66こそ256番(帯広畜産大)にあるが、6-ナイロンとビニロンが1問も入っていない。最近は出題されてないのだろうか
・一つの問題が右のページ下部と、めくった次の左ページ上部とに分割されていて、解きにくいレイアウトが時々ある。物理も同様
・他社の書籍でもよく見られるが、たいした内容でもない問にまで「思考」マークを付けすぎではなかろうか
東大京大志望者には『化学の新演習』(旧版)を使用していますが、難問に対処する必要がないなら本書でも良いと思います。解説が貧弱なのは、詳細は参考書を各自確認せよという立場だからでしょう、問題集は参考書ではないので。当方としては口頭で説明すれば解答の隙間を補えるので、業務上は別段困りません。
既卒生達とこの本の話をしていて「現役時に自力で3周したが、理解が不十分で結局いつも同じ所で間違う」と言う生徒が中にいました。このあたりが自習では使いにくい理由です。
粗を探せば色々あるでしょうが、誤植も別段見当たらず、厚さと価格を考えると現実的な教材の一つです。
高校の傍用問題集(セミナー、リードαなど)を一通り済ませた高校生が手にする本でしょうから、典型パターンが全ては網羅されていなくても大きな瑕疵とはいえません。特に、ドリル的なものがごく僅かなのは良い。
第6章「化学反応とエネルギー」は、熱の言葉をエンタルピーに換えΔの記号を追加し符号を反転させただけで、旧版とあらかた同じ問題。
気になるのは例えば、
・ナイロン66こそ256番(帯広畜産大)にあるが、6-ナイロンとビニロンが1問も入っていない。最近は出題されてないのだろうか
・一つの問題が右のページ下部と、めくった次の左ページ上部とに分割されていて、解きにくいレイアウトが時々ある。物理も同様
・他社の書籍でもよく見られるが、たいした内容でもない問にまで「思考」マークを付けすぎではなかろうか
東大京大志望者には『化学の新演習』(旧版)を使用していますが、難問に対処する必要がないなら本書でも良いと思います。解説が貧弱なのは、詳細は参考書を各自確認せよという立場だからでしょう、問題集は参考書ではないので。当方としては口頭で説明すれば解答の隙間を補えるので、業務上は別段困りません。
既卒生達とこの本の話をしていて「現役時に自力で3周したが、理解が不十分で結局いつも同じ所で間違う」と言う生徒が中にいました。このあたりが自習では使いにくい理由です。
粗を探せば色々あるでしょうが、誤植も別段見当たらず、厚さと価格を考えると現実的な教材の一つです。
第6章「化学反応とエネルギー」は、熱の言葉をエンタルピーに換えΔの記号を追加し符号を反転させただけで、旧版とあらかた同じ問題。
気になるのは例えば、
・ナイロン66こそ256番(帯広畜産大)にあるが、6-ナイロンとビニロンが1問も入っていない。最近は出題されてないのだろうか
・一つの問題が右のページ下部と、めくった次の左ページ上部とに分割されていて、解きにくいレイアウトが時々ある。物理も同様
・他社の書籍でもよく見られるが、たいした内容でもない問にまで「思考」マークを付けすぎではなかろうか
東大京大志望者には『化学の新演習』(旧版)を使用していますが、難問に対処する必要がないなら本書でも良いと思います。解説が貧弱なのは、詳細は参考書を各自確認せよという立場だからでしょう、問題集は参考書ではないので。当方としては口頭で説明すれば解答の隙間を補えるので、業務上は別段困りません。
既卒生達とこの本の話をしていて「現役時に自力で3周したが、理解が不十分で結局いつも同じ所で間違う」と言う生徒が中にいました。このあたりが自習では使いにくい理由です。
粗を探せば色々あるでしょうが、誤植も別段見当たらず、厚さと価格を考えると現実的な教材の一つです。
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2023年11月22日に日本でレビュー済み
化学の重要問題集は毎年小改訂がなされ少しずつ問題の入れ替えがなされているようですが、ここ数年は大改訂はなく2023〜2020版では大差はありませんでした。新課程となったことで久しぶりの大改訂かと思いきや今回の2024版の改訂でも問題そのものは大きな改訂はありませんでした。多少の問題の入れ替えや追加がある程度の改訂と言えます。章立てが新過程に合わせて17章+思考力・判断力・表現力を必要とする総合問題1章となっています。一番の改定はといえば思考力・判断力・表現力を必要とする難しめの問題にQRコードがついてヒントを閲覧することができるようになった点くらいでしょうか。
多くの受験生にとっては学校配布があったりあるいは過去問演習前の仕上げの1冊として位置づけられていることもあり人気のようですね。実際私の周りでも化学の重要問題集を周回して国公立の医学部に合格したと語りバイブルのように賞賛しているものも少なくありません。さてこの問題集ですが問題編が約168ページで解答・解説が約170ページ・別冊付録が約32ページです。別冊付録は直前対策用の重要事項確認であり+α-でしょう。全部で280問前後(誤差があるかも)ですが標準・頻出問題とされるA問題が7割弱、発展・応用問題とされるB問題が3割強です。B問題では東大・京大・東工大など超難関校の問題もサラッと登場してきます。B問題はかなりハイレベルです。最後の章で巻末補充問題としてに近年話題の思考力・判断力・表現力を必要とする問題が紹介されています。この点は2020年改訂版以降の特徴です。
本問題集の一番のよいところは入試問題に手を加えず(やむを得ない部分は除く)にそのまま掲載されているところです。つまり実践問題をそのまま解くということになります。大問がそのまま掲載されているので前半の易問から後半の難問までしっかり取り組めます。大問1つ全体を完答できなくても、どの程度まで解き切れたかの実力を知ることも可能です。他社さんのもので受験生には人気のある化学の新演出・化学の新標準演出なんかは入試問題に必要以上に手が加えられていたり省略されすぎており、問題解いていく際に(誘導となるべき途中の設問がなく)設問の流れが分かりにくくなっていたりもします。次によいのは網羅性がよいことです。全分野をもれなく十二分に演習でき、本書1冊をしっかり解き切ってマスターできれば入試レベルまで一気に引き上げることができることです。選ばれている問題自体も非常に優秀な選択と感じられます。
しかし欠点も少なくありません。まずは解答・解説がシンプルなところです。問題数の割に解答・解説ページは少なめとなっています。解答・解説を読めば分かる化学がある程度得意な方にとってはサクサクと進められるのでしょうが、化学が苦手な方にとっては解答・解説が懇切丁寧とは言えないので理解できない可能性も少なくありません。つまり、分からないあるいは間違えた問題に出会ったときになぜそうなるのか、なぜこの公式が使えるのか、なぜあの公式は使えないのかを解説してくれる部分が明らかに不足しています。言い換えると解答・解説が一本道であり淡泊なものになっています。これこそが化学の問題集においては致命的です。ここを解決してくれる問題集でなければ独習においてはいずれは行き詰まりあるいは大幅な時間ロスを強いられる可能性があります。ともすれば理解をすっ飛ばして解法の丸暗記に走ることになるかもしれません。もちろん学校配布のことを考慮すると学校や塾などで適切な指導者の下に使用するのであれば問題ないのでしょうが・・・。例えばですがZ会の入試の核心(本問題集と問題レベルは同等と思います)なんかは入試問題をそのまま省略なく収載し問題122問に対して解答・解説は368ページあります。1問当たり2〜3ページと非常に詳しい解説があります。受験生がミスしやすいあるいは理解しにくいポイントを繰り返し詳しく説明しています。これに比べると差は歴然です。
総じてですが、この問題集の問題(取り上げ方・網羅性・バランスなど)はとてもよいですが、解答・解説がシンプルゆえ独学・独習においては不親切であり是が非でも適切な指導者の下で使いたい1冊になります。適切な指導者(教師・塾講師・親兄弟など)がいない環境であれば解答や解説が十分に詳しい他の問題集の方が安心して取り組めます。
最後にですが、理科の受験科目の中では化学は努力次第で安定して高得点をとりやすい科目です。難関大においてさえも満点(近く)を狙うことも不可能ではありません。これは高校化学という限られた範囲においては、基本事項をしっかりと理解して記憶すること・基本的あるいは典型的な計算問題を反復練習すること・化学反応の理論を理解しながら記憶することで、努力すればするほど着実に化学の点数は伸びていきます。そしてひとたび化学全体を理解し公式・知識・理論を自在に使いこなせるようになれば、数学ほどバリエーションが多くないことも相まって急速に高得点へとつながるわけです。問題集選びにおいては人気や評判だけに左右されることなく、実際に書店店頭で手にとって例えば気体の分子方程式・高分子有機化合物などの項目に目を通して自身のレベルや解説の内容・質を比較し選ばれることを強くお勧めいたします。
多くの受験生にとっては学校配布があったりあるいは過去問演習前の仕上げの1冊として位置づけられていることもあり人気のようですね。実際私の周りでも化学の重要問題集を周回して国公立の医学部に合格したと語りバイブルのように賞賛しているものも少なくありません。さてこの問題集ですが問題編が約168ページで解答・解説が約170ページ・別冊付録が約32ページです。別冊付録は直前対策用の重要事項確認であり+α-でしょう。全部で280問前後(誤差があるかも)ですが標準・頻出問題とされるA問題が7割弱、発展・応用問題とされるB問題が3割強です。B問題では東大・京大・東工大など超難関校の問題もサラッと登場してきます。B問題はかなりハイレベルです。最後の章で巻末補充問題としてに近年話題の思考力・判断力・表現力を必要とする問題が紹介されています。この点は2020年改訂版以降の特徴です。
本問題集の一番のよいところは入試問題に手を加えず(やむを得ない部分は除く)にそのまま掲載されているところです。つまり実践問題をそのまま解くということになります。大問がそのまま掲載されているので前半の易問から後半の難問までしっかり取り組めます。大問1つ全体を完答できなくても、どの程度まで解き切れたかの実力を知ることも可能です。他社さんのもので受験生には人気のある化学の新演出・化学の新標準演出なんかは入試問題に必要以上に手が加えられていたり省略されすぎており、問題解いていく際に(誘導となるべき途中の設問がなく)設問の流れが分かりにくくなっていたりもします。次によいのは網羅性がよいことです。全分野をもれなく十二分に演習でき、本書1冊をしっかり解き切ってマスターできれば入試レベルまで一気に引き上げることができることです。選ばれている問題自体も非常に優秀な選択と感じられます。
しかし欠点も少なくありません。まずは解答・解説がシンプルなところです。問題数の割に解答・解説ページは少なめとなっています。解答・解説を読めば分かる化学がある程度得意な方にとってはサクサクと進められるのでしょうが、化学が苦手な方にとっては解答・解説が懇切丁寧とは言えないので理解できない可能性も少なくありません。つまり、分からないあるいは間違えた問題に出会ったときになぜそうなるのか、なぜこの公式が使えるのか、なぜあの公式は使えないのかを解説してくれる部分が明らかに不足しています。言い換えると解答・解説が一本道であり淡泊なものになっています。これこそが化学の問題集においては致命的です。ここを解決してくれる問題集でなければ独習においてはいずれは行き詰まりあるいは大幅な時間ロスを強いられる可能性があります。ともすれば理解をすっ飛ばして解法の丸暗記に走ることになるかもしれません。もちろん学校配布のことを考慮すると学校や塾などで適切な指導者の下に使用するのであれば問題ないのでしょうが・・・。例えばですがZ会の入試の核心(本問題集と問題レベルは同等と思います)なんかは入試問題をそのまま省略なく収載し問題122問に対して解答・解説は368ページあります。1問当たり2〜3ページと非常に詳しい解説があります。受験生がミスしやすいあるいは理解しにくいポイントを繰り返し詳しく説明しています。これに比べると差は歴然です。
総じてですが、この問題集の問題(取り上げ方・網羅性・バランスなど)はとてもよいですが、解答・解説がシンプルゆえ独学・独習においては不親切であり是が非でも適切な指導者の下で使いたい1冊になります。適切な指導者(教師・塾講師・親兄弟など)がいない環境であれば解答や解説が十分に詳しい他の問題集の方が安心して取り組めます。
最後にですが、理科の受験科目の中では化学は努力次第で安定して高得点をとりやすい科目です。難関大においてさえも満点(近く)を狙うことも不可能ではありません。これは高校化学という限られた範囲においては、基本事項をしっかりと理解して記憶すること・基本的あるいは典型的な計算問題を反復練習すること・化学反応の理論を理解しながら記憶することで、努力すればするほど着実に化学の点数は伸びていきます。そしてひとたび化学全体を理解し公式・知識・理論を自在に使いこなせるようになれば、数学ほどバリエーションが多くないことも相まって急速に高得点へとつながるわけです。問題集選びにおいては人気や評判だけに左右されることなく、実際に書店店頭で手にとって例えば気体の分子方程式・高分子有機化合物などの項目に目を通して自身のレベルや解説の内容・質を比較し選ばれることを強くお勧めいたします。
2024年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この問題集は前提として、ある程度化学が出来る生徒じゃないと難しすぎます。
章ごとに簡単なポイントが載っていますが詳しい解説はありません。
問題は比較的簡単なA問題と難しめのB問題に分けられています。
そして問題だと思うのが解答の解説の薄さです。
親切心は全く感じることが出来ない程、解説が載っていません。
答えと簡単な解説のみ、この簡単な解説で理解できない場合は、別に参考書などが必要となるでしょう。
化学では有名な問題集ですが、内容はちょっと…と感じてしまいます。
章ごとに簡単なポイントが載っていますが詳しい解説はありません。
問題は比較的簡単なA問題と難しめのB問題に分けられています。
そして問題だと思うのが解答の解説の薄さです。
親切心は全く感じることが出来ない程、解説が載っていません。
答えと簡単な解説のみ、この簡単な解説で理解できない場合は、別に参考書などが必要となるでしょう。
化学では有名な問題集ですが、内容はちょっと…と感じてしまいます。