自己破壊的な無意識のループはヒプノセラピーで抜け出すことができます。

自分が無意識のループに陥っていることに気づかない。気づけない。
気づいているけど、ひとりではどうしようもなくて途方に暮れている。


そんな時は無意識の専門家であるヒプノセラピストがあなたに寄り添います！


実はヒプノセラピー(催眠療法)は1958年に米国医師会で正式に承認された科学的な心理療法です。

1961年には米国医師会が医療従事者(医師・看護師等)に144時間におけるヒプノセラピーのトレーニングを推奨しています。

冒頭でお話しした無意識のループ。
わたしは全部長期間に渡って続けていました。
その結果、２回、思いもよらない事態に遭遇しています。

１回目は28歳の時。
メディア情報をみては今の自分ではだめだと思い、その思いが強すぎて、最後はまだ起きていない将来の不安に押しつぶされてしまいました。

眠れない、悲しくないのに涙が止まらない等、自律神経失調症の手前まで症状が進行。
その時は自律神経を整える薬を処方してもらったり、整体に通うことでなんとかもちこたえました。

その後は意識的にポジティブなあり方を選択して、無意識に浮かんでくるネガティブ思考をコントロールする方法を学び、実践してきました。

失敗してもいい、ちょっと怠惰でもいい、完璧じゃなくていい。
「今の自分で行くんだ」
そんな気持ちを持って毎日を過ごしていました。

でもどうしても心の奥底で
「やっぱり今の自分ではだめなんじゃないか」
と自分を疑う自分がいます。


そのうちに仕事も繁忙期になり、知らない間に疲弊して、２回目がやってきます。

もともと仕事への達成意識が強く、長時間連続勤務が続いていました。

完璧じゃなくていい、と思ってはいるけど、
これくらいは達成して当然、
今の自分ならこれくらい大丈夫。

ある朝起きると右腕が全く動かなくなっていました。

整形外科では橈骨神経麻痺と診断され、元のように動くようになったのは３か月後です。

その３か月間、医師には安静にと言われましたが、仕事を続けていました。

仕事を休みたいけど休めない。
休むとはどういうことか思い出せない。

「今のままの自分で行く」気持ちと「どうしても自分を疑う」気持ちがせめぎあって、
自分がどうしたいのかわからなくなっていました。

どのような心持で生きていけばいいのか、途方に暮れていたときにヒプノセラピーに出会います。

ヒプノセラピーの基礎知識である、意識と無意識、顕在意識と潜在意識の構造を学びました。

ネガティブが悪いことではなく、今まで生きていくために必要な思考であったこと。

コントロールしようとして抑え込んでいたからこそ、大きな反動が来てしまったことを知りました。

そして実際にヒプノセラピーを受けたとき、自然と「自分を疑う自分」がどこかに消えたのです。

意識して思わなくても「今の自分でいい」、と思っている自分がいました。

今の自分であることに感謝して自然と涙があふれてくる。

無意識の中にある自分に対する認識が、セラピストのいざないとアファメーションにより自然に変わったのです。

今ではこのままの自分でいいも悪いもせめぎあいがなく、あるがままを受け入れていると感じます。

わたしの体験はわたしだけのものではありません。

無意識の行動を繰り返していくうちに、自分は本当はどうしたらいいのかかわからなくなっている。

意識して自分で変えられる部分と、自分だけではどうにもならない、変えられない部分がある。

そんなあなたに色んな選択肢、未来があることを伝えたい。

そう思い、わたしはヒプノセラピストの道を歩みはじめました。