オウくんの居るSEED HD版 PHASE-5 青いのとの因縁 前編
ダリダ「後方より接近する熱源3、距離67 MSです!」
マリュー「来たわね」
ナタル「MS戦闘用意、ミサイル発射管13番〜24番コリントス装填!リニアキャノン、バリアント、両舷起動!目標データ入力急げ!」
ダリダ「機種特定!これは……!Xナンバー!デュエル、バスター、ブリッツです!」
マリュー「奪ったGを、全て投入して来たと言うの……」
『とにかく二人は、艦と自分を守る事だけを考えるんだぞ?』
キラ『守るって言ったって……』
オウ『絶対生き残ってやる……』
アスラン『キラ……ーー』
キラ『あのMS、アスラン!?』
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イザーク『ヴェサリウスからはもうアスランが出ている!遅れを取るなよ!』
ディアッカ『ふっ、あんな奴に……待て、何でジンが居る?』
ニコル『アスランと言ってた鹵獲機ですね、早々に堕としてしまいましょう』
オウ『三機も来た!?くそっ……やるしかねぇ!!』
『敵MS散開!』
マリュー『迎撃開始!CIC!何してるの!?』
イザーク『ディアッカとニコルは船を!俺はアスランとMSをーー』
オウ『捉えたぁ!!』
イザーク『な!?』
ドジュウウウーー!
オウ『はぁ?あ、当たったよな……何だよこれ?見かけ倒しかよ!』
イザーク『特火重粒子砲!?シールドが無ければ終わっていたか!生意気な奴だ!』
オウ『くそっ、早速武装が潰れたーーはっ!?』
シュリィィィンーー
イザーク『堕ちろぉ!!』
オウ『くぅぅ!?』
ギュルゥウン!
イザーク『な!?かわした!何だ今の動きーー』
オウ『くらぇぇえ!!』
ギィィン!
イザーク『うぁああ!?』
オウ『剣も効いてない!?何てこった……ああそうかフェイズシフトか!?キラのと同じ!!』
イザーク『貴様ぁああ!!』
ディアッカ『おいおい!アスラン何やってんだ!阻まれてんのか!?』
ニコル『たかがジン一機でしょうに!何をやってるんです!?』
イザーク『うるさい!お前達は船だ!このジンは俺が堕とす!!』
オウ(キラのやつ……まさかここまでやってくれるとはな、まるで俺自身が乗り移ったみたいだ、さぁて……装甲も通らない、武器は通用しない、でもって目の前の青いの……激情タイプだな、こっちがダメージ与えられないの理解してる癖にこっちへ向いたまま……ならば)カチリ
オウ『おや?おやおや?どうしたんですかーザフトの皆さん?まさか奪った機体使って、あんたらの量産機一機墜とせないんですかぁ?』
イザーク『なっ!?』
ディアッカ『おいおい……オープンチャンネルだぞ?』
ニコル『挑発……ですよね?』
オウ『とっととかかって来いよ、しっかり型にハメてやっから?それとも逃げ帰るか?あぁ!?』
クイックイッ
イザーク『この、ナチュラル風情がぁああああ!』
ニコル『イザーク駄目だ!挑発に乗っては!』
オウ(熱くなったな、動きが単純になった!さぁ、ほかの二機は!?)
ディアッカ『おいおい!これじゃあ船の的になっちまうぞ!?』
ニコル『ディアッカはそのまま船を!僕はイザークを援護してジンから引き剥がします!』
オウ(黒いのが釣れた!一機ならアークエンジェルだけで対応できるな!後は……時間稼ぎだ!兄貴が作戦完了するまで生き残る!)
イザーク『てぇええええ!!』
ニコル『イザーク、ムキにならないで!ジンの武装じゃあフェイズシフトを持つ僕たちにダメージは通らない!捨て置けばいいんです!』
イザーク『うるさい!この舐めた口を聞いたナチュラルか裏切りのコーディネイターか知らんジン乗りを生かしてなるものかぁ!』
オウ『おいおい怒んなよ、寒冷色の癖に顔真っ赤になってんのか?』
イザーク『何おぉお!?』
オウ『今!!』
ゴシャアア!
イザーク『うぁあああ!』
ニコル『イザーク!?はっ!!』
オウ『隙ありぃいい!』
ゴン!!
ニコル『ぐぁあ!な、殴って来た!?』
オウ『さーて……時間一杯付き合ってもらうぜ?かかってきーー』
ギューン!
オウ『あーーー』
ニコル『そちらに対ビームの武装、ありましたかね?』
イザーク『そのまま堕ちろぉおおお!』
ギューン!ギューンギューン!ギューン!!
オウ『待て待て待て!タンマ!ウェイト!!ビームは無しだって!?こっちもう剣しか無いんだぞ!!ぎゃああああ!!』
ニコル『うっとうしい!全く当たらない!!』
イザーク『ちょこまかと逃げるなぁあああ!!』
テレレレーンテレレッテーー