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みんなで考えよう!地域の防災「風水害24」

2024年1月は深町の中組町内会の役員会で、3月はJAひろしま女性部様の三原地区で、「風水害24」ワークショップを実施させていただきました。


どちらも、これまでに聴講スタイルの防災講座を実施済みで、ワークショップスタイルの防災講座は初めての実施。どちらも「楽しかった!」とたくさん言っていただきました。


風水害24の紹介動画はこちら



 

<町内会の役員会で>


みんなで話し合って開催日時を決めたものの、1月の日曜日朝9時からの役員会での実施で、「たいぎぃ~」という雰囲気でスタート。ニュース映像を見ながら、それぞれの行動を考えて動いているうちに、それぞれ気付きがあったようです。最後はグループに分かれて、地域の課題や、自分自身ができることなどを話し合い、全体で1人ずつ感想を話してもらいました。

防災のことを、これまで考えていなかったという方もおられ、役員会としての実施で、ある意味強制参加ですが、体験してもらえて良かったです。


シミュレーション体験を踏まえて、自身の気付きからの感想で、ハザードマップをチェックしよう、防災グッズを準備しよう、いざという時どうしたらいいか分からず日常的に考えておくことが必要等々、話していただきました。


防災をテーマに、役員どうしで、個人として行うこと、地域としての課題、消防団活動などこれまでの体験など、様々な話ができたことも良かったです。


 

<JAひろしま女性部様で>


「1時間程度で防災の話を」とご相談いただきましたが、「2時間とっていただけたらワークショップのほうが絶対オススメです!」とお伝えして、「風水害24」を実施させていただきました。


はじめの説明では、「さっぱり分からない・・・」「いったい、どうしたらいいの・・・」という方がたくさんおられる状況でしたが、ターンが進むにつれて、みなさん少しずつ把握され、流れるニュースに緊迫!相談し合って、しっかり動いておられました。


振り返りでは、

  • 早めに避難したことが良かった

  • 人を助けるには余裕が必要

  • 自分の身を守ることがまず一番

  • 高台だと思って安心してはいけない

  • 車での避難は危険な場合がある

  • 地域で住民どうしの声掛けや手助けが必要な人など情報を知っておくことが必要

  • 地域で危険な場所を把握しておく必要がある

  • 「いざ避難」の前に、自宅にいる間に準備しておく必要がある

  • いざという時の行動選択の難しさを感じた

  • 落ち着いて行動することが大切

  • ニュースを見ることが大切

  • 愛犬家として犬を助けにいく選択をしたが、良かったか悪かったか・・・

  • 農家役でビニールハウスの補強に行かない選択をしたが、ハウスを見捨てた気持ちになった。生命優先は良かった。

  • 助けるつもりでも、場合によっては道連れにして命を失ってしまうこともある


明日からできることとしては、

  • 防災グッズを準備する

  • 感染対策グッズを準備する

  • 非常持ち出し袋を準備する

  • ハザードマップを確認する

  • 家族でどこに避難するか決めておく

  • 日頃から情報収集をする

  • 地域での関わりを多く持つ

なども挙げてくださいました!


「一人暮らしの高齢者役だから何もしなくていいかしら」と言われていた方が、「行動を起こして命拾いした」と喜ばれたり、1プレイヤーを2~3人でやっていただいたので、「相談する仲間と考え合うことができた」というご意見もありました。


ご年配の方も多く、脳みそに汗をかく研修だったかもしれませんが、みなさん楽しく防災について考えていただけて良かったです!おつかれさまでした!


 

▼一般公募で行った「風水害24」の開催レポートもご覧ください。


 

サステナブルみはらでは、自らの命を守り、子ども・孫の世代が安心して生きられる地球環境・社会を引き継げるよう、様々なテーマでワークショップを行っています。


ワークショップの進め方、振り返りや問いを変えることで、様々な年齢層、立場の方に応用可能です。


組織のリーダーシップ向上・チームビルディング研修、中学・高校・大学の授業なども承りますので、お気軽にお問い合わせください。



2030年のSDGsゴール達成に向けて歩み出す人が増えますように!!!

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