バレンタインだった
「さてと、今日はどうするのじゃ?」
「まぁ……任務無いし何時ものかな」
「じゃあ行くかの……」
朝食が終わり人間無骨と決まったな会話をしながら、外へ出る支度を始める。
凡そ朝5時
「ん?君は………あぁオレは鍛錬だね」
「何じゃ、何じゃお前チョ」
「人間無骨、煩い。まだ朝早いんだよ」
「煩いは無かろう那岐!!」
「はいはい、それでどうしたの?鍛錬について行く?そっか別に良いけど特に何も無いと思うけど………じゃあ行こっか」
〜鍛錬中〜
「疲れたね……お昼はどうする?用意して無いのか成る程……仕方無い。何か買いに行こう、オレ?それは大丈夫、朝沢山食べたから」
「ちゃんと農民でも無いのに、3食を渋る理由が分からんのじゃが、なぁ?」
「君も人間無骨と同じ意見か……仕方無い食べに行こう」
今日は2月14日、コンビニ行こうがスーパーに寄ろうが、レストランに寄ろうが目に付く事だろう……
「今日はバレンタインだったのか」
「だから言おうとしたじゃろ、那岐は薙刀以外に無関心過ぎるのじゃ」
「チョコレートか………成る程ね」
「ふんふん、ここで引くか?お前」
「とりあえず、欲しいって事で良いのかな…………そう、ならあげるよ。まぁその前に鍛錬ね」
夕方の4時頃まで鍛錬は続いた
「速く切り上げて帰ろう、折角だし買い物してから帰るけど先に帰るかい?オレの部屋で待って、ついて来るか」
買い物は早く終わり30分程度で、学生寮付き、台所に立つ。
「さて……ちょっと時間がかかるから少し座って待ってると良い、今更だけど夕飯の予定が有ったりは無いか、良かった」
〜1時間半後〜
「鶏肉とサラダと……まぁちょっと作り過ぎたかもね最悪他の人にお裾分けしよう、無理はしなくて良いよ」
テーブルには食事並べられる
「さて、いたたぎます」
「お前、なにぼーっとしとる手を合わせい、食わさんぞ」
食事が始まる、岩戸那岐は終始黙々と食べている、コチラが話しかければ何かを答えるが特段話す事は無さそうな感じである。というより………
「食べるのが?好き?……そうかな?」
「そうなんじゃよな、那岐は食べるの面倒くさがる癖に食い物が嫌いな訳じゃ無いんじゃよな困った奴よ」
「人間無骨が言うなら、そうなのかもね」
「アッチは何時、出すのじゃ?」
「食べ終わったからね、出すよ」
「どうぞ、今日は鍛錬を頑張ったね」
「やっぱり、スイーツとか肉とか羨ましいのう、ワシも食事したりしたいんじゃが」
「人間無骨は呪霊だから、人の食事が出来ないからね……実際は口に入れられたり出来ないの?」
「分からん、まぁ人の食事は食べる必要が全く無いというのが正しいかの」
「そっか、じゃあ呪霊でも切りに行く?」
「そうじゃ無いんじゃが……まぁワシの食事といえば人の血とかソレに成るが」
「………!食事中にするする会話じゃなかったね、口に合うかは分からないけど上手くは出来てるよ先に食べたからね」
「まぁ那岐は見る限りでは腕は有るから美味いじゃろうな」
〜終わり〜