悪魔の聲の選択
「う、くぅ……こ、これを手で握るのか……?」
緊張した面持ちで硬く勃起した男根を見る悪魔の聲ことデモーネ。悪魔の聲というカードの精霊である彼女は、マスターである青年に奉仕をすることになったのだ。
本来のカードで描かれている彼女はせいぜい手乗り人形ほどなのだが、今は幼い少女ほどのサイズになっている。カードの精霊として過ごすうちにある程度大きいほうが生活しやすいと考えたかららしい。
「ひっ、凄いヒクヒクしてるっ……」
初めて見る勃起した実物に、彼女は思わず震えているようだった。青紫色の結った髪までふるふると震えているのが見てわかるほどに。
青年はそんなに怖いならやらなくていいんだぞ?と声をかけてやるが、デモーネは首を横に振る。
「だって、これをしたら真面目にするって……」
そう言いながらデモーネは青年の男根に手を這わせていく。幼い容姿に見合った小さな手のひらが、おっかなびっくりで触れるのを見れば青年も思わず息を呑んでしまう。
「なんか、柔らかいのに硬いぃ……それに熱いけど大丈夫なのか……?」
ペタペタと触りつつ、少しずつ擦り始める幼いデモーネの手のひら。細い指の感触はこそばゆく、青年はだんだん興奮させていく。
「ひっ!なんかもっと硬くなった!?わ、わたしみたいなのに興奮するなんて、マスターは変態過ぎるぞ……」
むしろデモーネの方が悪魔らしくないと青年は思うのだが、敢えて今は黙っておく。
悪魔のくせにエロゲーエロ漫画エロフィギュアに執心な青年にふしだらだと文句を言い、夜更かしなど不摂生な生活をせず真面目にしろと言ってきたのだ。
青年はそれに誠に勝手ながらもカチンと来てこう言ったのだ。『じゃあデモーネが性処理をしてくれたら真面目にする』と。
こう言ってやれば大人しくなるだろうと高を括った青年だったが、デモーネは顔を真っ赤にしながらも
『……ほんとに性処理したらこれから真面目にするんだな?』
と言い出してしまったのである。
「こ、これで本当に気持ちいいのか?間違ってない、のか?」
瞳を潤ませながら尋ねてくるデモーネに、青年は素直に上手だと言ってやる。本来は世界の命運を託された少女に、選択肢を投げかける悪魔が彼女なのだがすっかりテンパっているらしい。
そのうえで青年はどうしていけば気持ちよくなれるかを教え込んでいく。
「さ、先っぽをほじるって痛いんじゃ……ひぃっっ!?なんかヌルヌルしてるぅっ!」
先走りの感触に悲鳴を上げるデモーネ。そんな様子に笑いながらも青年は彼女の丁寧な指の動きに徐々に興奮を隠せなくなっていく。
青年の指示を受けながら気持ちの良い手コキを覚えていくデモーネは終始真面目に取り組んでいた。
そんな甲斐もあって、青年は立ち昇ってくる射精感に抗わずにその欲望を吐き出していく。
「わきゃあっっっ!?い、いきなり出すなぁっ!!!」
真剣に手コキをしていたためか、白濁液はたっぷりとデモーネに降りかけられていく。黒いドレスも青紫の髪も白く染め上げそうな勢いを受けて、デモーネは半泣きになっていた。
「うぅ……お風呂に入りたい……これでいいのか?」
そう問いかけてくるデモーネに今日は満足したと告げれば、彼女は安堵した様子で風呂に向かうのだった。
◯△◇
そこからは毎日のようにデモーネに性処理をしてもらうようになっていた。
しばらくすれば手コキにも慣れてきた彼女だったが、青年はさらに要求を深めていく。
「ん、れろっ……す、すっぱいぃ……んん、ちゅぅ……」
青年が手コキに飽きたと言い出せば、デモーネは怒ったものの断りはしなかった。口でしてほしいと言った当初は流石に嫌がったものの、始めてみれば彼女は素直に従ってくれる。
「ん、ぢゅぷっ……んん……ほほひぃ……んきゅぅっ……」
小さな口で男根を必死に頬張るデモーネの姿は、なんとも興奮を煽ってくるものだ。涙目なのも嗜虐欲をそそってくる。
それでも健気に咥え続けるデモーネも、日を重ねれば少しずつ慣れていく。
「れりゅっ……ぢゅるっ……んん、んきゅっ……ちゅぱぁ……」
小さな口で男根を精一杯頬張り、終いには喉まで使って咥えこんでくれるデモーネ。二回目のフェラチオで頭を掴んで強引に腰を振った時は後で大泣きしたというのに、今ではそれすら誘っているように思える。
そうしてフェラチオにも飽きてくれば次はその胸を使ってほしいと青年は言い出した。
「こんな胸に擦り付けて……気持ちいいのか?」
困惑しながらもデモーネは服を開けて青年の男根に幼い胸をこすりつけていく。挟むというにはあまりにも程遠い幼い平原だが、確かな柔らかさはあった。
「ん、くっ……うぅ、こんなんで硬くするなんてマスターはふしだらだ……」
ブツクサ言いながらもデモーネは素直に従ってくれる。彼女としてもこの関係が始まってからは青年が真面目にしているので断りづらいのだ。
胸を晒すだけでもかなり恥ずかしいのだろう。デモーネは頬を赤くして先走りが胸に塗りたくられていくのをただただ見ていることしか出来なかった。
そしてこれで終わるわけもない。さらに数日も経てば、デモーネの抵抗感はさらに薄れていく。
「ぜ、絶対だぞ!絶対に挿れちゃ駄目だからな!?」
そう言いながら小柄な身体をベッドに横たえるデモーネ。仰向けになりながらスカートをたくしあげ、可愛らしいドロワーズを顕にしている。
青年はわかったわかったと言いながら、ドロワーズを脱がしていくとデモーネはさらに顔を赤くした。
「う、うぅ……見られたぁ……」
顔を手で覆いながら無毛の丘を見られたことにデモーネは羞恥する。我慢出来ないのかその特徴的な尻尾で隠そうとするも、青年はそれを掴んで退かすとマジマジと観察した。
ぴっちりと閉じた秘部はまごうことなく未使用なのが見て取れて、それにすっかり興奮してしまう。勃起した男根を秘部にあてがえば、ゆっくりと擦り付けるように腰を前後させ始めた。
「ひうっ……なんかムズムズするっ……かたいのが、んんぅっ……」
性器同士を擦り合わせるだけの素股だが、それでもデモーネには刺激が強いらしい。耳年増な彼女だが、実際に行動に写したことがないからなのだろう。
「んっ、ふあっ……♡なんか、へんぅっ……♡」
初めての感覚にデモーネは戸惑いながらも蕩けた声を上げる。初めてを奪えるわけではない青年だが、この様子を見るだけでも滾ってくるものがある。
「ひぅっ♡つよく、すりつけるのっ……だめぇっ……♡」
今にも強引にぶち込んで処女を奪ってしまいたい欲求に駆られるが、青年は今はなんとか抑えていく。蕩けた声が上がる度に腰の動きは早まった。
そうしてしばらくすれば青年は限界を迎える。またもドレスに白濁液をたっぷりとぶっかけてデモーネはまた泣き出してしまったが、それでも彼女は嫌がりはしなかった。
◯△◇
「んっ、ふあっ……なんで、きょうは……ずっとさわってきて……ひうっ♡」
素股も許されるようになって数日が経過したところで、青年はさらなる行動に移していく。
今日はデモーネの身体を触らせてほしいと言い出して、その幼い身体を好き放題に弄り始めたのだ。
股座に小さな彼女を座らせる。まずはくすぐるように頬や首、鎖骨のあたりを、警戒心が解けてくれば大胆に平坦な乳房を触っていく。
胸元を開けさせ、直に触り始めてしまえば彼女は恥ずかしがりつつも拒絶はしなかった。
「なんで、こんなこと……くすぐったいだけだっ……ひうっ、あうぅ……」
もじもじと身体を動かしながらデモーネは必死に声を我慢しようとする。しかし青年はそれを許さず、彼女のドレスのスカートの下に手を突っ込んだ。
「ふにゅぅっっ♡こ、こらぁっ……そこまで、さわっていいなんてぇっ……あっ♡」
小さな羽と長い尻尾を揺らしながら、身体を仰け反らせ喘ぎ始めてしまうデモーネ。悪魔とは思えないほどに可愛らしく悶える姿に余計に興奮していく青年により、その責めはさらにエスカレートする。
「ひあっ♡あっ、んんぅっ……♡だめ、だめだって……いってるのに……♡」
嫌がるデモーネのスカートの中に手を突っ込みながら青年は夢中で彼女の胸と秘部を責め立てる。ぴっちりと閉じた秘部は連日の素股の甲斐もあって解れ始めており、指を入れても抵抗は感じなかった。さらに二本目をゆっくりと挿し込んで、着実に準備を進めていく。
「ゆび、はいってるぅっ……いたい、から……んんぅっ♡」
しかしその蕩けた表情では痛がっているように見えなかった。悪魔のくせに……いやむしろ悪魔だからこそか。快楽にめっぽう弱いデモーネは、すぐにその幼い顔を蕩けさせてしまう。
「ふえっ……?」
そんな状態になれば青年もいよいよ我慢出来なくなる。彼はデモーネの未成熟な身体をベッドに横たえると、そのままのしかかっていく。ギンギンに勃起した男根を入口にあてがえば、呆けていたデモーネも流石に察したようだ。
「だ、だめだ!それはだめだっ……ほんばんは、だめだぞっ……ひうっ♡」
亀頭を秘部に押し当てればぬちゅり♡というやらしい音が鳴り響く。ただ触れただけなのにデモーネは肩を震わせて、瞳をうるうるとさせていた。
青年はデモーネの耳元で囁く。ヴァルモニカの物語で、彼女と相対するアンジェロが聲選姫を挟んで選択肢を投げかける時のように。
挿れたらすっごい気持ちいいけどどうする?と。自分はデモーネを犯したい、デモーネはどうする?と。
対する選択肢はデモーネの理性だろう。本番は駄目だ。ふしだらなことは駄目だ。と必死に彼女は自分に言い聞かせるが、少しだけ腰を揺らせばそれも霧散した。
いつも難しい選択を投げかける側だった少女は今、誘導されるがまま選んでしまう。
「ほ、ほんとうに……こんごも、まじめにすんだな……?」
もちろんと言えば、デモーネは微かにだが頷いた。それを見届けると青年はその細い腰を掴んで一気に愚息を挿入していく。
「ふぎゅぅ゙ぅ゙っっっ♡♡い、いきなりっ……いたいぃ……」
今日まで異物なんて受け入れたことのないデモーネの膣は、予想以上にキツイものだった。指でほぐしても痛みは取り除ききれなかったようだ。精霊といえど破瓜の概念はあるのか、痛みに耐えかねてデモーネは震えている。
流石の青年もデモーネの様子に言葉をつまらせたが
「だい、じょうぶだっ……ますたーが、まじめにけんこうになるなら……それでいいからっ……うぅ」
そう健気に言ってくるデモーネに、青年も腰を揺らし始めていく。
幸いにもカードの精霊で、悪魔族であるデモーネは人間の少女よりはずっと頑丈で痛みにも慣れやすい。
「ひぎっ♡んきゅっ、あ゙うっ……♡お、おくはいってぇっ♡ふぐぅっ♡」
緩やかだった腰の動きは徐々に早くなっていき、それに伴ってデモーネの声も甘く蕩けていく。痛みも次第に薄れていっているのか、彼女の表情はすっかり快楽に染まっていた。
「ふあっ……ますたーっ……ますたーっ……♡」
幼い容姿ながらも悪魔であるデモーネが青年の身体にしがみつけば、その意外な力強さに思わず唸ってしまう。それでいて甘い声を上げ続ける姿は人間の少女と変わらない。
「ひぅっ、んぎゅっ♡き、きもちっ……きもちいいのかっ、ますたー♡」
小さな身体で懸命に青年を受け入れようとするデモーネ。快楽に染め上げられていても、まだ健気に青年を気にかけているらしい。
そんなデモーネの幼い身体を青年は容赦なく責め立てていく。腰を強く打ちつければ全身で痙攣し、尻尾と翼はピンと張ったまま揺れ動く。
「ふきゅぅっ♡あっ、んあっ♡おくっ……おくにきてるっ……ごんごんたたかれてっ……♡」
根本まで押し込み、膣の最奥を何度も小突けばデモーネは甘い嬌声を上げながら青年にしがみついてくる。
「ふきゅっ、んぅっ♡あぁっ……ま、ますたーっ……ますたーっ……♡」
そんなデモーネの幼い身体を青年は強く抱きしめ返す。そしてついに限界を迎えた。
「ひあっ、あっ……♡んきゅぅぅぅ〜~~っっ♡♡」
今までで一番強い締め付けに青年は堪えきれず、躊躇もなく白濁液を彼女のナカへと注ぎ込んでいった。
中出しまで決められたというのに、デモーネはそれを気にする余裕もないのだろう。行為後の余韻に浸っているようだ。
「ますたー……やくそくどおり……まじめに……ふえっ……♡」
一回で止まれそうになかった。勃起の収まらない愚息に対し、青年は我慢することなくデモーネにもう一回したいと言い出す。
「わたしみたいな、ちんちくりんに……こんなにこーふんするなんて、やっぱりますたーはへんたいだ…………だから、しかたない」
そう言いながらデモーネは抵抗しない。後ろから抱き締められながら、彼の男根が動き出すのを感じつつデモーネは身を委ねていくのだった。