今回は見出しの画像のような「布の途中からファーに変わる腰巻」について解説して行きたいと思います。
ちょっと前に私がコスプレしていた.hack//G.U.の揺光の衣装にある腰布ですね。
揺光の衣装はデザインこそシンプルでしたが、悩まされることが多い衣装でした。

グラデーション

悩んだのがグラデーション。
.hack//ってグラデーションが多い気がします。それがカッコいいし可愛いのですが、レイヤーさんは悩まされますよね。

グラデーションを再現する方法としては、染色かプリントかの２択だと思います。
布に塗れる塗料などもありますが、グラデーションは個人的にあまり綺麗に仕上がらないことが多い印象です。（コツを掴んでないだけかも？）
模様など入れる場合にはとても良いと思うのですが…。

染色は、染料が手に入りやすく、自分の好みの色を自宅で染めることができますが、生地の種類や素材に適した染料や方法でないと染まらなかったり、色落ちしたり、意外と染める作業が大変だったりします

次にプリントですが、生地にプリントしてくれる業者に頼むのが一般的かなと思います。（一部プリンターを貸し出してくれるレンタル工房もあります）
ただ、持ち込み布へのプリントは受け付けていないところが多く、業者が取り扱っている布のみと限られてしまうので生地のテクスチャーなどを拘る場合は妥協が必要です。
また、染色にも言えることですが、テスト・試作はした方が良いです。
カラーチャートがプリントされたサンプル生地は業者ごとに用意されていますが、色確認をする面積が小さい為、判断しづらいです。
なので、しっかり確実に仕上げてもらいたい方は、一度作りたいデータでのサンプルをお願いした方が安心です。

ですが、ここで問題なのは金額です。
作業行程などの関係で、プリント費用はそこそこな金額になります。（コースやタイプ、生地の種類にもよると思いますが）
サンプルをお願いした方がいいとは言いましたが、サンプル代も掛かる場合が殆どなので、お財布とよく相談した方が良いですね。
あと、業者とのやりとりもあるので生地が手元に来るまで時間がかかる場合もあります。

上記のことを踏まえて、今回は自分で染色することにしました。
下記から使った材料と作り方です。