盤上反転境域 シュピールブルレット

盤上反転境域 シュピールブルレット

Breach/Grand Order第1部第一章のタイトルである。



——遊戯の話をしよう。



概要

特異点番号   |臨界特異点B

時代      |A.D.xxxx

人理定礎値   |ERROR

場所      |???

キーキャラクター|境界を越えるもの



ストーリー

A.D.xxxxを起点に突如発生した新たなる異変。当初、異聞帯だと思われていたそれは———遥か遠い過去、神代がまだ混沌に包まれていた時代にこの宇宙より分離し、消えること無く歩みを続けた「もう一つの正史」とでも呼ぶべき剪定事象の特異点であることが判明する。


人理定礎値、———ERROR。


こうして、かつてないほど特殊な成立過程を持った特異点を地球上から取り除く為、カルデア一行は歴史の発生源と思しきA.D.xxxxの影世界へとレイシフトを開始するのだった。



登場人物

【カルデア世界】

アンデルセン子ギルエリちゃん


【現地協力者】

志島カワキ稲生ひな乃セイバー(真名不明)


【特異点の主達】

黒の領主(兄)赤の領主(妹)/白の領主


【第四勢力:ピザトラップダンジョン】

上記の稲生ひな乃に加え、

メメ・マールヴォロ/京楽紅衣/虎屋翼/シーカーダルヴァ/シーカー・マツィヤで構成されるはぐれ者達の抵抗勢力。又の名をチェイテ支店。


【???】

カワキ似の人



観測エリア

【白の領地】

森林地帯、カワキの拠点、エ〇トラップダンジョン

【赤の領地】

【黒の領地】



本篇ダイジェスト

【第1節】カワキに助けられ特異点の説明を受ける。その後アンデルセンの拠点へ。

【断章Ⅰ】黒と赤の領主へ謁見するカワキ

【第2節】情報収集の為に次の町を目指す。気づいた時には稲生が仲間になっていた。道中、子ギルと正体不明のセイバーと合流。

【第3節】チェイテ支店到着。店長メメと店員のエリちゃんと邂逅。


【第?節】

黒の領主の奇襲を受ける。

vs黒の領主→裁定者がゲーム盤から退場

【第??節】グランド兄妹を討伐。カワキが兄妹の霊器を取込み、グランドフォーリナー(獣)が降臨する。

【最終節】大規模レイド




46億年前:地球の誕生

FateEXTRAでは聖杯ムーンセルが月に設置された。


100万年以上前:剪定

BLEACHの世界線が『死の概念のない惑星』、要するに可能性の途絶えた剪定事象として世界から切り捨てられる。その後、偶然か必然か、世界は独自の進化を果たし、消滅すること無くその姿を維持する。

※虚や坑、霊圧などの現象が生まれ、人類(ホモ・サピエンス?)の生誕が早まる。

【星の抑止力(星の願う生命延長の祈りたるガイア)によって維持された説】or【根源に干渉し世界を書き換えた者がいた説】


100万年前:楔の誕生と三界の成立

それでも、いずれ消え行く定めまでは回避する事はできず、人々は世界を存続させる為に『楔』を生みだす。もしくは偶発的な誕生か、自然発生。

英雄王のBLEACH版が霊王と言えるだろう。しかし、英雄王は神々とおさらばして世界が現世のみとなったのに対し、BLEACHでは霊王が天地を繋ぎ止めて神々が現代まで生き残るという対比がある。凄くイイネ。


現代:四つの災厄が同時に発生

【FGO世界との接触】

【人類悪顕現】

【聖杯大戦の開幕】

【外宇宙からの呼び声】


◇ FGO世界との接触

接触事故or何者かによる意図的な世界線合流。

詳細不明。


◇ 人類悪顕現

召喚された兄妹は二人とも人類悪だった()

つまりBLEACH世界でも連鎖的に獣が大量発生するってコト……


◇ 聖杯大戦の開幕

【説①:Fate/Apocrypha的世界観】

ヴァンデンライヒがFGO世界と接触。滅却師達は影から魔術師達の技術を盗み、模倣した大聖杯による英霊召喚システムを構築する。しかし召喚された兄妹が敵対(兄だけ呼ばれてカウンターで妹が召喚されたのか兄妹両方召喚されたのかは不明)。その後おそらく妹陣営によってApocrypha同様に予備の聖杯システムが起動され、二陣営に別れた聖杯大戦が勃発した説。

【説②:FGO一部の延長戦】

FGO世界との合流時、ゲーティアがばら蒔いた聖杯がBLEACH世界に齎された結果、異聞帯のような特異点が発生。一部の間中、影の中で密かに聖杯戦争が繰り広げられていたがループを繰り返す内にFGO世界へのBLEACH世界の侵食が進み、今となって発見された説。


【追記】BLEACH世界の理はFGO世界の理と違う以上、カルデアですら現象(完現術「Mug」によるマスター達への精神汚染など)を補足するのには時間を要するのだと思われる。いや、もしかすると地球上に現れた「謎の影世界」、それに付随する未知の現象が観測できる様になったのはBLEACH世界がFGO世界の理によって上書きされつつあるからなのかもしれない。

———だが、もしそうなら時間は無い。二つの世界線が完全に混じり合う前に地球上から特異点を切り離さなければ、BLEACH世界はいずれFGO世界の異聞帯として切除する対象となるだろう。

【補足】カルデアは臨界特異点Bを最近発生した特異点だと思っている。レイシフト後の現地調査でも同様に聖杯大戦が開始されたのは最近だと判明しており、その説を疑う者は居なかった。しかし実際には2016年頃(又は以前)から地球上に存在していた。


◇ 外宇宙からの呼び声

しかしてそうは問屋が卸さない。

『FGO世界との接触』———それは、外宇宙の邪神たちの遊び場へ鴨がネギをぶん回して近づくのと同義であった。


聖杯戦争開幕直後:裁定者

霊王は100万年前にこの事態を観測(外宇宙の神までは未観測)しており、人理保障の為に月の聖杯の一部を拝借or模倣したものを地上に移転していた。その為、兄妹の聖杯戦争に調停役として召喚された『死神の綱彌代梨子』は直ぐにその聖杯システムを遠隔で封印し、誰にも観測されない状態で起動させると新たに7騎のサーヴァントを召喚している。

【補足】カウンターとして兄妹陣営につく恐れのあるサーヴァントが召喚されないように封印対象を調整しているが、それが持つのは幼女が現界している間だけである。


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