オウくんの居るSEED HD PHASE-1 学校行ってなかったら死んでた。後編

オウくんの居るSEED HD PHASE-1 学校行ってなかったら死んでた。後編


テンテテンテンテン テンテンテツテーン


ゴゴゴゴ

ミリィ「きゃああ!?」

サイ「隕石か?」

オウ「いや隕石にしても揺れが酷いぞこりゃあ、キラ、トールのスーツ脱がすの手伝え!サイは扉開けて退路確保!」

キラ「うん!さ、トール」

トール「は、早く脱がしてくれ!

サイ「扉開けたぞ!」

オウ「よし脱げた!荷物置いてけ、余程大切なものと財布以外はな……」

ミリィ「何……なんなの?」

サイ「どうしたんです!?」

職員「ザフトに攻撃されてる!コロニーにMSが入って来てるんだよ、君達も早く!」

??「!!……くぅ!!」

キラ「あっ!?キミ!!」

オウ「おいキラ!?ああくそッ!!」

トール「キラ!オウ!!」

キラ「すぐに戻る!!」

ーーーー

タタタタタ

キラ「何してるんだよ!?そっち行ったって!!」

??「何でついてくる!そっちこそ早く逃げろ!!」

オウ「いやいや、それはこちらのーー!?伏せて!!」

ドガァアアアアア!!

??「ううっ……」

キラ「女……の子?」

オウ「あ、キラも気づかなかったのか……」

??「何だと思ってたんだ、今まで」

キラ「いや、だって……」

??「いいから二人は行け!私には確かめねばならぬ事がある!」

キラ「行けったって何処へ!?もう戻れないよ!!」

オウ「落ち着けよ、えーっと……この辺りだと確か……こっちだ二人とも!」

キラ「ほら行くよ!」

??「離せこの馬鹿!こんな事になってはと……私はっ……!」

キラ「大丈夫だって、助かるから!」

オウ「こっちは工場区に抜けれる、避難シェルターがまだある筈だからそこまで頑張れ!」

ーーーー

オウ「よし!崩落してない!出れた…ぞ……?」

キラ「これって……」

??「ああ……やっぱり……地球軍の新型機動兵器……」

オウ「何で……ヘリオポリスにMSが……」

??「お父様の裏切り者ーーー!!」

??「チッ!!」

オウ「馬鹿大声出すな!逃げろ逃げろ!!」

キラ「冗談じゃない!!泣いてちゃ駄目だよ、ほら走って!!」

??「子ども!?」

オウ「キラ、シェルターがあった!早く!!」

キラ「ほら、ここに避難している人が居る」

『まだ誰かいるのか?』

キラ「はい!僕と友達二人もお願いします!開けてください!!」

『三人か!?』

キラ「はい!」

『もうここは一杯なんだ!左ブロックに37シェルターが……そこまでは行けるか!?』

キラ「なら一人だけでも!お願いします!」

オウ「女の子一人くらいなら入れるだろ!頼みます!」

『わかった、すまん!』

ピリリ プシュー

オウ「オーケィ……レディファーストだキラ」

キラ「さぁ入って……」

??「何を、私は……!」

キラ「いいから入れ!僕たちは向こうへ行く!」

オウ「大丈夫大丈夫、また会おうお嬢さん?」

??「待て!お前たーー」

プシュー

オウ「さて……逃げるぞキラ!!向こうまで!!」

キラ「うん!……!?危ない後ろ!!」

??「さっきの子たち、何で!?くぅう……来い!!」

キラ「左ブロックのシェルターに行きます!他を早く!」

??「あそこはもうドアしかない!」

シュリィィィンーー

オウ「離れろキラ!!」

ドガァアアアアア

キラ「うああああ…」

??「こっちへ!!」

オウ「くそ、階段が遠い!!」

キラ「オウ!ここから!」

オウ「マジで言ってんのか!?お前と違うぞ俺は!!」

キラ「そんな事言ってられないでしょ!」

オウ「ええい……兄貴力を貸してくれ!!とうっ!」

キラ「ふぅう!」

??「ええっ……!?」

キラ「っ!っあぁあ…」

オウ「よいしょお!あだ!な、何とか……折れたりしてないか、キラ?」

グァア!

ラスティー!ヌォォオオオ!!

??「ハマナ!!」

シュリィィィンーー

オウ「お姉さんしゃがーー」

タァン!

??「うぁあ…ああ……」

キラ「くぅうう!」

??「ちぃい!」

オウ「野郎、やりやがったな!!近づくな!!撃つぞテメェ!!」

キラ「アスラン……?」

アスラン「キラ……」

オウ「近づくんじゃねぇ!!」

パァン!パァン!

アスラン「くぅうう!」

オウ「逃げやがった……おう!?」

??「入りなさい二人とも!!」

キラ「うぁああ!?」


アーリーフーレータヤーサーシサーハー キミーヲー トオザケールーダーケー

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