そらみちゃんの日常
鉄華団おいしーなタウン支部これは、拓海とソラがヒーロー活動のため
家を離れている時に起こった出来事……
~福あん~
ましろ(飼い主)
「ふっふっふっ、そらみちゃ~ん?
今日こそお姉さんとお散歩に行こうよ~?」
そらみ
「み、みぎゃぁぁぁぁっ!?
飼い主のましろおねーさんが
また出たですよぉぉぉぉっ!?」
ドタバタ……!
【お散歩に連れて行こうとする
ましろ(飼い主)から必死に逃げる、そらみ】
ダークドリーム
「…………ゆいっ!!」
ゆい
「…OK、リムちゃん!!」
ガシッ!!
【ましろ(飼い主)を左右から取り押さえる、ゆい&ダークドリーム】
ましろ(飼い主)
「ーーーあっ!?
は、離して二人共~!?」
ダークドリーム
「離すわけないでしょ!!
いい加減ウチのそらみを
お散歩に連れて行こうとするの
やめなさいよっ!!」
ゆい
「そらみちゃん、
今のうちに安全な場所に……!!」
そらみ
「は、はいです!
ありがとうございます、
ゆいさん、リムさん!!」
そらみ
「そらみんみん!」←【転移呪文】
【そらみ、アンダーグエナジーを用いて転移する】
ましろ(飼い主)
「ああー……
逃げられちゃった……」 しょぼーん…
…………
~カバトンの家~
そらみ
「とう! …です!」
【カバトンの家に転移する、そらみ】
そらみ
(ふぅ……なんとか逃げきれたです。
…転移は集中がだいじですからね。
ゆいおねーさんとリムさんが
ましろおねーさん(飼い主)を
抑えてくれて助かりました……感謝です…!)
そらみ
「…………それにしても……」
キョロキョロ…
【そらみ、カバトンの部屋を見回す】
そらみ
(…とっさにカバトンおじ様の
お部屋に逃げこみましたが……
……また、散らかってるみたいですよ……)
【部屋中に散らかっているカバトンの私物】
そらみ
「……もう……!
こっちに滞在する時にしか
使わないとはいえ…おじ様はズボラです。
…………………………」
そらみ
(………………やれやれです。
………しょうがありません。
ここは…おじ様の未来のお嫁さんとして
また私がお部屋をお掃除するしかないですね……♡)
そらみ
「来てください!
アンダーグエナジー!」
ゴォォォッ!!
ランボーグ(1)
「らんぼーぐ!」
ランボーグ(2)
「らんぼーぐ!」
ランボーグ(3)
「らんぼーぐ!」
【そらみ、人間サイズのランボーグを複数出現させる】
そらみ
「さぁ、ランボーグさん!
私と一緒に
カバトンおじ様のお部屋を
お掃除するですよ~♡」
ランボーグ達
「「「ぼーぐっ!」」」
テキパキ…♡
【カバトンの部屋を掃除し始める、そらみ】
…………
紋田
「…………隣で物音がするから
あいつ(カバトン)が来たのかと思ったら…」
【こちらの世界に休暇のためやって来て、またこっちに滞在中の紋田】
ましろ(まし紋)
「そらみちゃんだったみたいだね。」
【紋田がこっちにまた来たと聞いて彼の元に押しかけた、ましろ(まし紋)】
【ましろ(まし紋)の所有しているミラーパッドで
カバトンの部屋の中を覗く紋田達】
紋田
「……やれやれ、
モノ好きなヤツだ……」
ましろ(まし紋)
「あはは……
でも、とっても可愛いらしい
押しかけ女房さんだよね。(呆れ笑い)」
紋田
(不法侵入っぽいけどな。)
…………
~同時刻・福あん~
キュピーン!
【例のスパークがましろ(飼い主)の頭に迸る!!】
ましろ(飼い主)
「…………むっ!?
まし紋の私の近くにそらみちゃんが……!?
今すぐ行…………」
ましろ(ましまし)
「ダーメ♡ 行かせないよ♡
今日は私(ましまし)の相手をしてもらうんだから♡
…………ふぅぅ…………♡」
【ましろ(ましまし)、ましろ(飼い主)を取り押さえて耳元に息を吹きかける】
ましろ(飼い主)
「…はふぅぅんっ♡♡
そ、そこはらめぇぇ……♡」
【ましろ(ましまし)の為すがままにされる、ましろ(飼い主)】
ダークドリーム
「…ありがとうね、ましろ(妖精)。
ましましのましろを連れてきてくれて。
おかげで飼い主のましろを止めることが出来たわ。」
ましろ(妖精)
「どういたしましてロンっ♪」
ゆい
「……しっかし、今そらみちゃんは
バッタモンダーが好きなましろちゃんの
近くに居るのかぁ…」
ダークドリーム
「バッタモンダーの傍にましろ(まし紋)が居る…ってことは
バッタモンダーは例のアパートに
また滞在してるってことになるだろうから……
…となると、そらみは今
おそらくバッタモンダーの部屋の隣にある
カバトンの部屋に居ることになる……のよね?」
ましろ(妖精)
「多分、そうだと思うロン。」
ゆい
「……拓海が知ったら
また面倒な取り乱し方するだろうなぁ……」
…………
…ゆいの予想通り、この後事情を知った拓海は
拓海
「許せない…お前だけは絶対に…
………………カバトンっっ!!」
…カバトンへの殺意をさらに募らせたのであった。
カバトン