キタカミ初夜妄想

キタカミ初夜妄想



スグリって基本洋服だけど黒と紫の髪に金色の瞳と色白の肌がそれこそ出身地よろしく和風のムードに似合いそう。そしてカキスグはリアルに置き換えると日本人とアメリカ人のカップルなのも何気に萌えポイントの一つだと思う。

なので健全なお付き合いをしてるカキスグのカキツバタがスグリの帰省に同行する形でキタカミに行った際に初夜ックスしてしまう回が見たい。

スグリの実家に泊まることになったカキツバタがじーちゃんばーちゃんに挨拶してくつろいだり、スグリと一緒にキタカミの自然を軽く歩いたり、オモテ祭りで甚平デートしたりと至って健全に過ごした日の夜の寝る直前、

一人だと勝手が分からないだろうからと客間に布団二つ敷いてスグリと共に寝ることになったものの特に何も意識せず風呂入ってから甚平を着直しつつ先にお風呂上がったスグリの待つ客間の襖を開けた際に、豆電球の淡いオレンジの灯りに照らされた薄闇の中で髪を下ろして甚平姿で布団の上にいるスグリを見てふいに逆らいがたい色香を感じてしまい、カキツバタ的にも馴染みのない異国情緒からなるそれに思わずゴクリと喉を鳴らしてほしい。

そのときキタカミの夏による湿度の高い熱気に包まれながらそれとは異なる身の内から湧き上がる熱気によって喉仏がしっかり出ているカキツバタの喉に一筋の汗が伝ってるとよし。

そしてスグリもスグリでこちらを凝視しながら立ち尽くしてるカキツバタを不思議に思ってるものの、実はずっとキタカミの地や地元民とカキツバタのミスマッチさに対して今まで特に意識した事の無かった「自分の恋人はイッシュ人の青年」だという事を妙に意識してドキドキしてしまっていた部分があり、そしてそのドキドキが今自分の実家で甚平を着ており風呂上がりで髪も下ろしているカキツバタを目の前にして妙な身体の火照りに繋がってると良い。

キタカミの夜という普段と異なるシチュエーションの中でお互いにお互いの人種の違いから匂い立つ色気にあてられて見つめ合っている中で、スグリが「は、入らないの…?」と声をかけてカキツバタが「お、おう」って一瞬の躊躇いの後に襖しっかり閉めて入ってきてほしい。

そしてとりあえず二人して布団の上にいるもののどう考えてもこのまま普通に寝る空気じゃなく、しかしカキツバタにはいきなりスグリの実家でまだ子供で未経験のスグリに自分から何かしたりはしない理性もあるのでお互い何を話すでもなくぎこちなく目を逸らし合ってる中、スグリが真っ赤になりながら「カキツバタ…」ってそっと甚平の肩をはだけさせたのを見てそのまま衝動的にスグリを押し倒すカキツバタが見たい。

それでもまだ躊躇って行為に及ぼうとしないカキツバタにダメ押しでスグリがカキツバタの腕にそっと誘うように指を絡めたことを皮切りに理性飛んだカキツバタがスグリの首筋に顔をうずめて激しく口付けながら小さな身体をまさぐりだして、スグリも「ひぁっ、あっ…激しっ、…あんっ♡」ってなりつつ嬉しそうに受け入れてそのままカキツバタ用の布団は放置しつつのめくるめく夏の汗だく初夜が始まるといい。

じーちゃんとばーちゃんは寝静まってるし耳も遠いからセーフ。

翌朝うっとりした顔でなんかツヤツヤしてる孫と孫を見る目に満ち足りたオスみが出てる客に首傾げつつ変わらずもてなして悪意無くスグリの小さい頃のアルバムとか出してきてカキツバタに罪悪感で頭抱えさせてほしい。


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