燕竜の決意

燕竜の決意

「杜若」「燕子花」二漢字があるのが好き


オレと話した後カキツバタは眠そうだ。話をきいたらさっき注射した薬の副作用だそうだ


「足の痛みはオイラならギリギリ歩けるレベルだけど眠いから意味ねぇなこりゃ」


カキツバタの歩き方に左足かばって歩いてる。眠くてフラフラだ


ブルーベリー学園に帰るならエアームドタクシー呼んだ方がいいがここだと半日かかってしまう。


「カイリューで帰るしかないか」


「ごめん紙切れの件で忘れてたべ。これ返す」


菖蒲色と金糸のソウリュウが入った彼のマントだ

 

「あー...そういえば」

急いで出たから頭から抜けてた

あの時オイラは頭が正常じゃなかったんだな


「(羽織って勝負もできないのか)」

歩けはするがこの痛みと眠気だと、タイミングと瞬発力が重要なポケモンバトルは難しい


「あんがとなスグリ」


「あの、カキツバタがお礼!?

明日ポーラが氷山が溶けるじゃ??」


「なんでだよぃ!オイラがお礼いうのはおかしいんかよぃ」


「おかしいんだべ!!!」


「スグリ様よぉ。それはないでやすんよ(前髪⤵️)」


スグリはもうカイリュー出している

オイラもカイリューを出す

「学園に帰るよぃ」

 絶対に絶対からかわれるから学園ではやらなかったが「カイリューのお姫様抱っこ」なら帰れる

背に腹はかえられない


「きゅぅう....」

カイリューの触角が垂れた

わかってくれたとはいえ、まだ腹はくくれないようだ


「....お願いだカイリュー。オイラは学園にいたい」


一分一秒がおしいんだ。

1日もブルーベリー学園いられない

リーグ部に帰りたい


最後の最後まで


▽ポケモントレーナー カキツバタ


でありたい

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