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1on1ミーティングで、私のやっている部下の成長を促進する4つのステップ、進め方の手順について、今日はご説明します。

部下の成長を促すための1on1ミーティングは、以下の4つのステップで進められます。

具体的なケースを通じて、部下のやる気を引き出し、具体的な行動に繋げる方法を、ケーススタディ説明します。

登場人物は、課長の田中さんと部下の鈴木さんです。

【ステップ1: 現状の理解と共感】

課長の田中さんは、前回の1on1ミーティングの成果を振り返り、今回のミーティングで鈴木さんをどうサポートできるか考えていました。

ミーティング開始時、田中さんはまず鈴木さんに前回からの進捗を尋ねました。

「うまく行ったこと」「成功したこと」についてまず、しっかり聴き切りました。

その後、「うまく行かなかったこと」や「課題」を聞きました。すると鈴木さんは新しいプロジェクトでの成果と、抱える課題を率直に報告しました。

田中さんは共感し、鈴木さんの話を受け入れ、鈴木さんに、現状を言葉としてまとめてもらうよう促しました。そして言語化し教訓化してもらいました。

【ステップ2: 理想の未来を共に描く】

田中さんは次に、鈴木さんに「理想の未来や状態」を話すよう促しました。

鈴木さんは成功したプロジェクトの姿を明るい笑顔で描き、田中さんの具体的な質問に答えて詳細を語りました。

田中さんは鈴木さんの理想を引き出すために、いくつかの質問をニコニコしながら投げかけました。

チーム協力や新しいアイデアの実現した姿について、鈴木さんは語りました。

【ステップ3: 行動プランの策定と優先順位付け】

田中さんは鈴木さんと理想的な状態を共有した後、具体的な行動プランの作成を促しました。

鈴木さんに、これからどんなアクションや課題に取り組むか尋ねると、

鈴木さんは付箋にたくさん書き出し、その中から優先順位の高そうな内容をピックアップし、

プレゼンテーションスキル向上や時間管理改善の具体的な計画を立てました。

田中さんは鈴木さんのアイデアを受け入れ、アクションプランを共に作り上げました。


【ステップ4: 勇気づけとサポートの提供】

アクションプランの策定後、田中さんは鈴木さんに向けて勇気づけとサポートを約束しました。

田中さんの経験や、成功談や失敗談を共有し、鈴木さんの自信を高めました。

田中さんに相談が必要な際は、いつでも相談できることを伝え、田中さんは鈴木さんの成長を支援することを約束しました。

そしてミーティングを締めくくりました。

これらのステップを繰り返すことで、田中さんは鈴木さんの成長をサポートし、プロジェクトの成功に貢献しました。

定期的な1on1ミーティングにより、田中さんと鈴木さんは協力して成果を最大化しました。

以上、部下の成長を促進し、パフォーマンス向上に効果的な1on1の4ステップのアプローチでした。

いかがだったでしょうか?

1on1ミーテイングは自律型の人間を育てる極めて効果的な方法だと思います。是非お試しください。


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