オウくんの居る SEED HD PHASE-8 この時点で二人は結ばれると確信したオウ・ラ・フラガ 前編

オウくんの居る SEED HD PHASE-8 この時点で二人は結ばれると確信したオウ・ラ・フラガ 前編


ソコニアルナラー


ラクス「あら?あらあら?」

ハロ?ハロハロ?ラクス!

キラ「あっ」

ラクス「ありがとう」

キラ「あ、いえ」

オウ「やぁやぁ、麗しいお嬢様……長旅お疲れ様、何か飲み物はいかが?コーヒーに紅茶とあるよ?地球軍の支給品で味はよろしくないけど?」

ラクス「お気遣いありがとうございますわ、あら?あらあら?まぁ、これはザフトの船ではありませんのね?」

タリア「あぁ……」

キラ「あっ……」

オウ「……ははーん?」

ーーーーー

ラクス「ポットを拾って頂いてありがとうございました、わたくしはラクス・クラインですわ、これは友達のハロです」

ハローラクスーハロー?

トール「なんて言ってる?」ヒソヒソ

カズイ「聞こえない、トール黙って」ヒソヒソ

サイ「お前ら、静かにしろって」ヒソヒソ

オウ「見なよキラ、野次馬だ、酷い有様」

キラ「あの、なんでそんな笑顔なのさ、オウ?」

オウ「んー?」

プシュー

タリア「お前達にはまだ積み込み作業が残ってるだろう!さっさと仕事に戻れ!」

「「「「「わぁあ!」」」」」

ラクス「……!」パタパタ

キラ「え……」

オウ「ほら、お前にだよ手ぇ振ってやれ」ヒソヒソ

キラ「え、あ」パタパタ

ラクス「!」ニッコリ

プシュー

オウ「美人だったなぁ……ヘリオポリスにも雑誌のグラビアにもあんな子居なかったぜ……」

キラ「オウってば早速ナンパしようとして……」

オウ「そんなお前は一目惚れしたろ?」

キラ「い!?いや、僕は!!」

オウ「あっはっはっは!いいじゃないか!一目惚れ結構!それに……あの子もお前に見惚れてたぞ?」

キラ「えぇ!?そ、それはないよ!!」

オウ「お前、俺がどれだけ付き合って別れてして来たか分かってる?この手の目線やら声色、態度で分かるのさ俺は……よーし、積み込み終わったらキラ、声掛けてこいよ、あわよくば付き合っちまえ!」

キラ「か、彼女は民間人で、プラントの漂流した子だよ!?そんな……」

オウ「関係ねぇよそんなの、そしてお前の勝利を祝って……こいつも授けよう!」

ギザギザノシカクイヤツ<ヘイガイズ!

キラ「な、あ……バカオウ!」

バキィ!

オウ「ごぶぅふ!これが若さか……」

キラ「もう……」

オウ「で、元気になったか?」

キラ「……少しはマシになった」

オウ「なら良し、じゃあさっさと積み込み行って、あの子との時間作ろうぜ?」

キラ「だから僕は……」


ーーーー

フレイ「いやよ!いやったらいや!」

ミリィ「フレイ!なんでよ!?」

オウ「何だぁ?帰って来てみたら騒がしいな」

キラ「どうしたの?」

カズイ「あの女の子の食事だよ、ミリィがフレイに持ってってって言ったら、フレイが嫌だって……それで揉めてるだけさ」

オウ「なぁんだそりゃ?じゃあ俺とキラが持っていってやるよ、何をその程度で揉めてんだ?」

フレイ「わたしはやぁよ、コーディネイターの子の所に行くなんて……怖くって……」

ミリィ「!!フレイ……」

フレイ「あ、も、もちろんキラは別よ?それは分かってるわ……でも、あの子はザフトの子でしょ?コーディネイターって、頭いいだけじゃなくて、運動神経とかも凄くいいのよ、何かあったらどうするのよ、ねぇ?」

キラ「え?あ……」

オウ「……何かしでかしそうなのは、お前の方にしか思えねーよ、すべた」

フレイ「なんですって!?」

ミリィ「オウ!フレイも無視しなさいよ、こんなやつ」

カズイ「でも、あの子はいきなりキミに飛び掛かったりしないと思うけど……」

オウ「それな!なぁんだよ、カズイも言うなぁおい?」

フレイ「そんなの分からないじゃない……コーディネイターの能力なんて見かけじゃ全然分からないんだもん、凄く強かったらどうするの……ねぇ?」

オウ「お前なぁ……それをキラに同意求めーー」

ラクス「まぁ、誰が凄く強いんですの?」

ハーロー?ゲンキー?オマエモナー?

「「「「「!?」」」」」

テレレーテレレレッテーン

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