札幌市長 秋元克広 様
敬老パス制度の存続と拡充を求める署名
札幌市は、「敬老優待乗車証(以下、敬老パス)制度 」を2025年までに「敬老健康パス制度」へ改定すると素案を発表しました。これまで開催した意見交換会では市民から「運転免許返納した、7万円の上限を利用している。2万円では足りない。」「ポイント貯められなければ利用できない」「反対、現状のままでやって欲しい。」「無理矢理くっつけているよう。敬老パスはそのままにして欲しい。」「年寄りに一日4000歩、歩けということになる。できない人はどうすればよいのか。」などと困惑と怒りの声が寄せられています。
敬老パスは、市民の制度化の要求を受けて、1975年1月から、65才以上の高齢者に無料のパスとして発足し、その後、有料化、70才以上、上限金額が導入され現在の制度となったものです。
札幌市は、「敬老パス」を廃止し、「敬老健康パス」に変更し、自己負担をなくし、上限を7万円から2万円に引き下げるといいます。しかし、2万円が補償されるわけではなく、アプリのインストールや、ウォーキングなどの自己努力でポイント貯めるというものです。札幌市は、「敬老健康パス」にする理由を、「健康寿命の延伸」のためとしています。しかし、敬老パスは高齢者の日常の足として利用されてきました。健康増進と敬老パスは区別し、現行の敬老パスを存続すべきです。JRやタクシーへの拡大は現行の敬老パスで実現するべきです。
以下、要請します。
1.現行の札幌市敬老優待乗車証(敬老パス)制度を存続すること
2.JRやタクシーの利用拡大など、制度の拡充を行うこと
*札幌市内にお住まいで署名にご協力いただける方はいかに氏名と住所を入力してください。なお、いただいた署名は要請以外には用いません。