渋谷事変IF(ここまでの前後は考えてない)
渋谷の地下鉄で特級3人と接敵する御影
「漏瑚!オ前達ヲ止メテ見セル!」
『おい羂索!それは本当なのか!?』
『ああ、私の作戦が全てうまくいけばね』
『ならば…信じましょう』
(…ナンデダ?カカッテコナイゾ?)
「おーい、御影さん」
「エ?」
「お久しぶりです」
「……………ハ?」
刹那御影の脳内に溢れ出す、羂索により消された記憶……
「ア…庵?」
「獄門疆、開門」
「!?!?」
「ちょっと、ダメじゃないですか御影さん、これから戦うのに他のこと考えるなんて…私が死んだのも、そのせいなんですよ?」
「ア…ア…アアアッ!!貴様ッ!貴様ッ!」
「羂索!!!」
「やっと気づいたんだね…ふふ、死体を回収しておいて良かったよ」
「ウウッ!ウアアアッ!」
「無理だよ、いくら君でも獄門疆からは逃げられない…しかしまあよくも真人を祓ってくれたね、計画がパーだよ?」
「黙レ!黙レェッ!!」
「おやおや、全く怖いねその姿は…」
「ウグゥ…ウグギィ…ッ!」
「ん?」
「ッ……ハアアアアア!!」
「ん?なんだいいきなり」
「………御…影?」
「なっ!?」
「お、おまえどうし」
「五条!!紫ヲ打ツンダ!!」
「…は?な、何言って」
「イイカラ!今シカナインダゾ!ワカルダロ!」
「………虚式……」
(ヨ、ヨシ、ヤッタ…これで羂索モ俺モ死ンデ…)
「ふふ…打てるの?五条悟」
「っ!!……っ…むら…むらさっ…」
「ま、無理だよね、じゃあこのまま御影を封印して帰らせてもら」グサッ
「ん?なんだ…?釘?なんで手のひらに?」
「エ…釘ッテ…」
「芻霊呪法…簪」
「!?ぐああああっ?!」
「ク…釘崎!?」
「ん?いつも通りチャン付で呼ばないの?まいいけど…」
「くっ…」
(まずい…ここは引くか…)ダッ
「あ!逃げんなお前!……つって」パァン
「は?」
「黒閃!!」
「イ、虎杖ニ東堂マデ?!」
「特級は頼みましたよ先生!!」
「あっ!うん!わかった!」
「くっなぜだ…なぜ…」
「なぜ、だって?」
「!」
「ふっ…ブラザーのためなら…ブラザーのベストフレンドのためなら…この俺はどこにだって行くのさ…」