オリジナル作品を描く同人作家さんとしてコミケで知りました。あの世界観のまま(多少説明を増やして初心者にも安心な)商業本になりました。
セーラー服とスク水、郊外昭和のモスグリーンな背景と謎ガジェットと懐かしのPC。分かりそうで分からないサイエンス・ファンタジー作品。不思議日常系とでも言いましょうか。いい意味でいつも変わらない作風なのですが、これがなんだか癖になるんだよね。
ご本人から本を買うと、失礼ながらいいお年だと思うのですが、昔より目が輝いてきて生気が出てきているというか、ここ何年かプロとしての顔になってきている感じがします。
一般的な少年マンガの理系キャラクター達とは違って、粟岳美少女は可愛くキャッキャウフフしてても、誰もが良くも悪くもいつも理系ロジカルな中身オジサン。そのへん実にSF的でもあります。恋愛を描かないというか(ほめてる)。
決して万人受けする作品を描く作家さんではありませんが、これからも私みたいなニッチなファンに向けて濃いい世界を描いていって欲しいと思います。
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ぬむもさんとんぽぬくん コミック – 2017/5/31
粟岳高弘
(著)
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購入オプションとあわせ買い
のどかな田舎町に突然あらわれた、ゆるくてかわいい宇宙人の「ぬむも」さんと「んぽぬ」くん。彼らと地元の少女たちとののんきな日々を描く、「まったり系」SFの傑作誕生!
描き下ろしの短編も収録!
描き下ろしの短編も収録!
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社駒草出版
- 発売日2017/5/31
- 寸法18.2 x 12.8 x 2 cm
- ISBN-10490544781X
- ISBN-13978-4905447818
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商品の説明
出版社からのコメント
ゆるくてかわいい宇宙人「ぬむも」さんと「んぽぬ」くんを主人公にしたSF連作を1冊にまとめした。
粟岳先生のこれまでの作品のなかではいちばん「キャラ度」が高いかもしれません。
恒例の描き下ろし短編も収録されます! !
粟岳先生のこれまでの作品のなかではいちばん「キャラ度」が高いかもしれません。
恒例の描き下ろし短編も収録されます! !
著者について
漫画家。著書に『いないときに来る列車』『鈴木式電磁気的国土拡張機増補版』『取水塔』などがある。
登録情報
- 出版社 : 駒草出版; B6版 (2017/5/31)
- 発売日 : 2017/5/31
- 言語 : 日本語
- コミック : 256ページ
- ISBN-10 : 490544781X
- ISBN-13 : 978-4905447818
- 寸法 : 18.2 x 12.8 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 328,919位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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粟岳高弘(あわたけたかひろ)
静岡県出身。埼玉県在住。漫画を描いて生活。
1998年ビブロス・カラフル萬福星・「隣星1.3パーセク」で商業誌デビュー。
2002年FOX出版「プロキシマ1.3」
2006年コスミック出版「鈴木式電磁気的国土拡張機」
2012年2月新潮社コミック@バンチ4月号「中内田ヘゲモス」
2012年11月一迅社COMIC REX1月号「たぶん惑星」1話2話
2013年2月一迅社COMIC REX4月号「たぶん惑星」3話
※2013年4月号から2014年3月号まで連載
2013年9月「たぶん惑星(1)」発売
最新単行本
2024年2月「ガベージコレクション」(駒草出版)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
怪人や怪獣が多数出て来るけど、何故か人類の敵とは言い切れない。そんな中で異次元とも言える世界でケロリと生活する主人公が凄い。そんな時代が昭和にあったような。どこか懐かしいです。
2017年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の過去作である『いない時に来る列車』とリンクする作品で、作品内年代には2000年にあたります。
加えて、過去作では異星人達が話しかけてくる時には、吹き出しに『※』という感じで意味不明言語を発していたのが、本作では翻訳機が使用され、宇宙人達が日本語を話すようになります。
他にも、主人公達のまわりに薄型TVやパッドなどが出て来るので、緩やかに昭和から平成へと流れているのも感じ取れる作品です。
昭和チックな世界を背景に、女学生が異星人達とへんてこりんなコミュニケーションを取りながら、ゆっくりと作品世界の謎が紐解かれて行く作品なので、表紙の女の子の絵が好みで、そういった物語展開が好きな方ならば、過去作含めて結構はまり込めます。
本作では、異星人同士や、地球人との間で巻き起こる政治的な部分(思惑?)が過去作よりもピックアップされているので、著者の作品を追いかけ続けている者からすると、多くの謎が解明され、「おぉっ、そうだったのか~!!」となります。
加えて、よりマスコット色を強めた《ぬむもさん》と《んぽぬくん》の存在が、なかなかにキュートでたまりません。
今回の一冊は、同人誌で発表されている話数(かきおろし一話プラス)が一冊分に溜まった為で、シリーズ自体は継続中との事。その為、『ぬむもさんとんぽぬくん』はナンバリングこそされていませんが、2巻が出る可能性も無きにしもあらずです(名前が変わる可能性もありますが)。
なお、著者ならではの、スク水&フンドシファッションは健在ですが、本作はフンドシが少なく、スク水が中心です~w
加えて、過去作では異星人達が話しかけてくる時には、吹き出しに『※』という感じで意味不明言語を発していたのが、本作では翻訳機が使用され、宇宙人達が日本語を話すようになります。
他にも、主人公達のまわりに薄型TVやパッドなどが出て来るので、緩やかに昭和から平成へと流れているのも感じ取れる作品です。
昭和チックな世界を背景に、女学生が異星人達とへんてこりんなコミュニケーションを取りながら、ゆっくりと作品世界の謎が紐解かれて行く作品なので、表紙の女の子の絵が好みで、そういった物語展開が好きな方ならば、過去作含めて結構はまり込めます。
本作では、異星人同士や、地球人との間で巻き起こる政治的な部分(思惑?)が過去作よりもピックアップされているので、著者の作品を追いかけ続けている者からすると、多くの謎が解明され、「おぉっ、そうだったのか~!!」となります。
加えて、よりマスコット色を強めた《ぬむもさん》と《んぽぬくん》の存在が、なかなかにキュートでたまりません。
今回の一冊は、同人誌で発表されている話数(かきおろし一話プラス)が一冊分に溜まった為で、シリーズ自体は継続中との事。その為、『ぬむもさんとんぽぬくん』はナンバリングこそされていませんが、2巻が出る可能性も無きにしもあらずです(名前が変わる可能性もありますが)。
なお、著者ならではの、スク水&フンドシファッションは健在ですが、本作はフンドシが少なく、スク水が中心です~w
2017年8月4日に日本でレビュー済み
粟岳さんの作品は世界観が大好きで単話作品もKindleで購入してますが、こちらもKindleで出して欲しい。
2017年6月9日に日本でレビュー済み
タイトルと絵の感じから何となく気になり購入。
絵は綺麗と言うよりも可愛らしいと言う感じ。
宇宙人のぬむもさんとそれを発見した中学生の奈美ちゃんが中心となり物語はスタート。
ほのぼのとした感じながらも、色々な異星人、メカ、女の子達が登場し、SF系の不思議な魅力のあるストーリーが展開します。
地球人の男性キャラは出てこない?
でも、良い感じの世界観が表現されていると思います。
思わず、帯に掲載されていた3冊、"いないときに来る列車"、"鈴木式電磁気的国土拡張機増補版"、"取水塔"も購入手続きをとってしまいました。
そちらも楽しみです。
絵は綺麗と言うよりも可愛らしいと言う感じ。
宇宙人のぬむもさんとそれを発見した中学生の奈美ちゃんが中心となり物語はスタート。
ほのぼのとした感じながらも、色々な異星人、メカ、女の子達が登場し、SF系の不思議な魅力のあるストーリーが展開します。
地球人の男性キャラは出てこない?
でも、良い感じの世界観が表現されていると思います。
思わず、帯に掲載されていた3冊、"いないときに来る列車"、"鈴木式電磁気的国土拡張機増補版"、"取水塔"も購入手続きをとってしまいました。
そちらも楽しみです。